旅行先でまさかの救急車を呼ぶ事態に遭遇…。
突然の、そして初めてのことなので私も戸惑いましたが、
どんな風だったのか詳しくレポートしたいと思います。
夕食後に戻ったホテルでアレルギー症状発症
行った旅行先は仙台で、毎年日帰りに夏休みに行っているのですが、
今年は初めてホテルを予約して1泊旅行にしました。
息子の好きなアンパンマンミュージアムでたくさん遊び、
夕食は駅ナカのレストランで食事。
息子は食物アレルギーが複数ありますが、小麦はある程度克服しており、
本人も好きなのでたまに食べていました。
今回のレストランでもピザがあったので頼み、息子もおいしい、と食べており、
つい3切れも食べてしまいました。
アレルギーの発症は咳から
歩きでホテルまで戻り、お風呂に入ろうとしたところ息子の咳が出始めました。
風邪か?と少し心配になりながらも汗をたくさんかいていたので旦那がお風呂に入れたのですが、
咳が止まらない状態。。
しかも背中や首に蕁麻疹のような発疹が出て、呼吸も少しヒューヒューするようになりました。
これはやばいかも。。と思い、フロントで近くの病院をきいて電話しましたが、子どもの受け入れはしてないとこのこと。
その後市内の小児医療センターというところにかけたところ
「その症状は救急車を呼んでください」
と言われてホテルのフロントに相談して救急車を呼ぶことになりました。。
息子は咳をしながら呼吸が苦しそう。。
体が痒いようでポリポリして!というので私も抱っこしながら背中をかいていました。
抱っこのままでホテルのロビーで待ち、救急車が来て乗り込みました。
救急隊員の方は落ち着いていて
「アレルギーの既往歴、かかりつけの病院、症状の発生状況、食べたもの、どのくらい時間が経ったのか」
などをきいていきました。
救急車で聞かれた突然の質問
そこでさらりと聞かれたのが
「お父さんとお母さんは当然コロナワクチン打ってますよね」
という質問。。
当然、という枕詞があり、めちゃくちゃ驚きました。
私はコロナワクチンは副作用などの不安から打っていないので、どう答えるか迷いました。。
もし打ってない、と言われて「じゃあ病院行けないので降りてください」となったら困る。。
と考えて無言でごまかしていると旦那が
「私は打ってます」と答えたことでその質問は終わりました。
(彼は2回接種済み)
息子が苦しそうだったので酸素マスクを渡してくれて口の近くにおいてあげてください、と救急隊員の方に言われました。
乗ってからすぐに救急車が病院に行くわけではなく、しばらくホテルの前で留まっているような状況が続きました。
待っているうちにもう一台救急車がやってきて医者だという男性が乗り込んで来ました。
彼は注射を準備していましたが、(アドレナリンだと説明されました)
息子が注射はいやー!と泣き叫んだため、
「嫌がってさらに泣くと呼吸がさらに乱れるかもしれない」
とのことで注射はナシとなり、親子ともにホッとしました。
その後救急隊員の方々がやり取りをし、、ようやく受け入れ先の病院が決まり、救急車が動き出すことに。
10分くらい乗ったあとに病院に到着。
その頃には少し呼吸は落ちついており、咳もあまり出なくなっていました。
小児科の医師の男性の先生が息子が見てくれましたが、
状態は落ち着いていますね、と言ってくれました。
アナフラキシーの場合、本来なら1泊入院をして様子を見るそうですが、
この状態なら様子をみて大丈夫そうならホテルに戻ってもいい、と言う言葉にほっとしました。
念のため薬を飲んでおきましょう、
と言われて最初に提案されたのが「ステロイドの飲み薬」でした。
ステロイド、という言葉をきいた瞬間に私の表情が変わったのを医者も気づいたのか、
「お母さん、ステロイドに抵抗ありますか?」と言われました。
「はい、あります」と即答し、「アレルギーの薬じゃだめですか?」と聞いたところ、
「とりあえずアレルギーの薬を院内処方で出しますので、それで様子を見ましょう」
ということになりました。
薬が処方されるのは覚悟していましたが、まさかステロイドを提案されるとは思わずちょっとびっくりしました。
その後抗アレルギー剤のザイザルシロップをなんとか息子に飲ませて、
1時間ほど病院の処置室で待ち、その後も症状が出ていなかったのを確認してもらい、タクシーでホテルに戻ることができました。
救急車に乗る時には呼吸が荒かった息子も、
戻る時には元気に笑うことができて、自分の足で歩くこともできる状態となっていて
本当にほっとしました。
ちなみに病院で支払った料金9000円ほど…た、高い…。
(医療費は自治体で申請し、後日振り込んでもらいました。)
今回のアレルギーの救急車で感じたこと
息子のアレルギーに関しては気を付けているつもりでしたが、
今回は旅行先ということもあり、少しゆるかったかなと反省しています。
反省点や気づいた点を改めてまとめてみました。
①疲れている時、いつもと違う状況で興奮している時はアレルギー症状が出やすい
この日は仙台のアンパンマンミュージアムでたくさん遊び、疲れている状態でした。
途中でちょっとお昼寝もしてしまうほど。
また、旅先で新しいものに触れて興奮している状態であり、
レストランも初めて行くところだったので、私ももちろんですが息子も嬉しくて常にテンションが上がっていました。
疲れている時には特にアレルギー症状が出やすく、
いつもは発症しない量を食べてもアレルギーが発症してしまうこともあるそうです。
疲れている時には食事にはより気を付けなければいけないと改めて感じました。
また、初めて行くお店ではアレルギー情報もあわせてしっかりと確認しておくべきだと反省しました。
②病院はできればかかりたくなくても、緊急事態では頼るべき
普段の生活ではあまり病院に行きたくない、という考え方なので、
今回のアレルギーの状態もまずは様子を見てから判断しよう、と思いましたが、
苦しそうな息子を見ると怖くなり、今回は救急車を頼る決断をしました。
結果的に薬を使わなくても症状は落ち着いてきたので、
救急車を呼ばなくてもよかったかもしれませんが、
アナフラキシーを起こす場合には命の危機を感じる可能性もあります。
その時には自己判断で待たずに病院を頼るべきだと思いました。
一方で病院では安易にステロイドを使用させようとしたり、注射を撃とうとしたり、
薬ありきの治療をしていることを改めて実感させる対応だとも感じました。
薬がすべて悪ではないのは重々承知ではありますが、
病院や薬に頼り過ぎない体づくりがとても大事だということを改めて認識させられました。
③旅行先でもホメオパシーが安心材料になる
何かあってもいいように旅行先でもホメオパシーのセットを持ってきていたので、
アレルギーの時に適応しているという「エイピス」というレメディーはいくつか口に含ませていました。
以前カシューナッツのアレルギーが起きた時も、エイピスを取ったことで少し落ち着いた経験がありました。
ホメオパシーのレメディが効いたのかどうかは明確にはわからないのですが、
結果的にわりとすぐに症状が落ち着いたのはよかったです。
また、薬ではないですがホメオパシーのセットがあることで
「何かあっても対処できるから大丈夫」という心強さにつながりました。
急な風邪やケガの時使えるホメオパシーの基本セットは持ち運びしやすいサイズなので旅行や帰省の時にもカバンに入れておくと安心ですよね。
(もちろんアレルギーに有効なエイピスも入っています!)
以上です。
もちろん初めての救急車にハラハラしましたが、一番ショックだったのは
「コロナワクチン撃ってますか?」という質問だったかもしれません…。
あれはなんだったんだろう。。
とりあえず息子が元気でよかった!
日々気を付けます…。
特に現在コロナ禍で緊急時に適切な医療が受けられない可能性もある世の中…。
皆さんも特に旅先でのアレルギーや病気などはいつも以上に気を付けて下さいね!!
★楽天ルームやってます★