急に暑くなり、日差しが強くなってくるとアトピーさんが気になるのが「紫外線対策、どうする?」ということ。
一般的には日焼け止めが基本ですが、アトピーさんにとって肌に塗るものは注意したいですよね。
こちらの記事ではアトピーさんが気になる紫外線対策についてご紹介します!
- アトピーさんの紫外線対策、日焼け止め塗る?塗らないを聞いてみた!
- アトピーさんと日光の関係とは 日焼けでアトピーは治る?
- アトピーさんとビタミンDの関係とは ビタミンDでアトピーが治る?
- アトピーさんのおすすめの紫外線対策とは?
- まとめ:アトピーさんの紫外線対策は人それぞれ!肌に合った対策を見つけよう
アトピーさんの紫外線対策、日焼け止め塗る?塗らないを聞いてみた!
周りのアトピーさんはどうやって日焼け対策しているのかな?と気になったので、
先日私のX(旧Twitter)のフォロワーさんにご自身の紫外線対策についてアンケートを取ってみました!
5日間のアンケートで64票の回答を頂きました。
初のアンケート!アトピーさんや敏感肌の方に質問します。
— あおい@アトピーを克服したいおかあさん (@KenkoSsyy) 2024年5月9日
夏の日焼け対策はどうしてますか?皆さんどうしてるのかなと気になりまして…、参考にしたいので教えてください!
私は真夏以外は顔とたまに腕に日焼け止め塗るくらいです。
(結果は私のブログで公開するかも…)
よろしくお願いします!
ご協力をいただいた皆さんありがとうございました!
・日焼け止めしっかり塗る!(顔も体も)
・日焼け部分的に塗る!
・基本塗らずに対策(衣服などでカバー)
・その他
の4択でアンケートを聞いてみたところ、
結果としては、
基本塗らずに対策(衣類などでカバー)
が39.1%と最も多かったです。
やはりアトピーさんや敏感肌の方は日焼け止め自体が刺激になってしまうことがあるので、塗らずに対策しようとしている方が多いようですね。
一方で「日焼け止めしっかり塗る!(顔も体も)」を選択されている方も20.3%いらっしゃり、
一定数の方が「日焼け止めを塗ってしっかりと紫外線対策をしている」こともわかりました。
個人的には紫外線をしっかり塗るという方はアトピーさんは少数ではないかと思っていたので意外な結果だと感じました。
皆さんそれぞれの対策で紫外線を防いでいるようですね!
アトピーさんと日光の関係とは 日焼けでアトピーは治る?
アトピーさんは日光が大敵、と言われる一方で、
紫外線は肌の改善に有効、という説もあり、紫外線療法を行っている病院も多数あります。
日焼け止めを塗った方がいいですか?という質問に対して医師が回答していたサイトを見つけました。
日光はアトピー性皮膚炎に良いという話も、悪いという話も聞きます。どちらが本当でしょうか?日焼け止めは塗った方がいいのでしょうか?
皮膚科医の回答は下記の通りでした。一部引用いたします。
日光が刺激となって皮膚をかきむしり、アトピー性皮膚炎が悪化することがあります。日差しが強い時には、日焼け止めを塗るようにしましょう。(省略)
なお、海水浴でアトピー性皮膚炎が良くなったという話が昔からあり、そういった話を聞くと、日光はアトピー性皮膚炎に良いのでは?と思うかもしれません。しかし、海水浴は日光だけでなく海水などの影響もありその効果はきちんと分かっておらず、海水浴で逆に悪化する人もいます。また紫外線療法という治療法が、アトピー性皮膚炎の治療に取り入れられていますが、これは機械を使って特殊な紫外線を皮膚にあてます。(省略)悪化の原因になる場合がありますので、強い日差しや、長時間の日光浴は避けましょう。
とのことでした。
引用元はこちら↓
私自身も「日光や海水浴に行くとアトピーが治った」という話を聞いたことがありましたが、
一般的な皮膚科医の見解としては「アトピー患者さんは日光を避けた方が良い」のようです。
また、最近では肌に紫外線を当てる「紫外線療法」を行う病院も増えてきたようです。
紫外線療法は皮膚に紫外線を当てることで皮膚の免疫細胞が深く下にもぐり、表皮での免疫反応(皮膚のかゆみ)が起きにくくなることでアトピー症状が改善される、という理論です。
しかし、治療で使われる紫外線は普通の日光とは異なる性質のようですので、日光にあてればアトピーが改善される、という単純なものではないようです。
また、日焼けサロンでも紫外線療法同様に紫外線を当てるのでアトピーに同様な効果があるのでは、と思われる人がいるかもしれませんが、
日焼けサロンで使用される紫外線(UV-B)は発がん性があるとも言われており、気軽に利用するのは辞めた方がよさそうです。
参考
いずれにせよ、最近の真夏の日差しは非常に激しいため、まったく対策をしないのは危険かもしれません。
アトピーさんとビタミンDの関係とは ビタミンDでアトピーが治る?
一方で過剰に日焼け対策をしすぎることのデメリットもあります。
日光を浴びることでビタミンDが合成されることは知られていますが、このビタミンDがアトピー改善に大きく役立っているという研究が数多く報告されています。
参考:
T先生!ビタミンDがアレルギーに効くって本当?|つじファミリークリニック|大野城市東大利にある内科・ペインクリニック
ビタミンDは免疫機能に大きく関わっており、免疫力を高めるためにも欠かせないビタミンと言われています。
そのため、ある程度の日光浴は健康のために有効とされています。
日向で1日15分程度の日光浴はビタミンD合成に必要と言われているため、手の甲や腕など日焼けのダメージが少ないところで日に当たると良いでしょう。
参考:
また、日照時間が少ない時や冬季などにはビタミンDサプリもおすすめです。
私もiHerbで購入したビタミンDサプリを定期的に飲んでいます。
こちらのグミサプリであればおやつ代わりにおいしく食べてビタミンDを補給できますよ~。
California Gold Nutrition, ビタミンD3グミ、レモン オレンジ ストロベリーフレーバー、2,000 IU、グミ90粒(1粒あたり1,000 IU)
アトピーさんのおすすめの紫外線対策とは?
さて、アトピーさんにも日焼け対策ですが、実際にどのようなものが安心でしょうか。
Xでのアンケートでもアトピーさんは日焼け止めよりも「衣服などでカバー」する方が多いとの結果でした。
私も七分袖や長袖を着たり、つばの長い帽子をかぶったりすることでまずは紫外線を防ぐことを意識しています。
特に腕は私も昔肘裏がアトピーがひどく、掻き傷の跡や色素沈着、シミが残っており日焼け対策うんぬんの前に隠したいという気持ちも強いため、半袖はあまり外出時に着用しません。
しかし、日差しが強い真夏やどうしようもなく暑い時には日焼けグッズに頼る日もあります。
そこで私自身も実際に使ってみておすすめのものをご紹介します!
アトピーさんでも安心!痒くならないアームカバーは?
まずは腕の日焼け対策になるアームカバーですが、市販のものは冷感効果もかねているためかポリエステルなどがほとんどです。
私は化繊が苦手なので、できるだけ肌に触れるものは自然素材を選ぶようにしています。
アームカバーも肌に優しいとされるオーガニックコットン、シルクなどを使った商品が出ています!
1.オーガニックコットン アームカバー
私が現在使用しているのはオーガニックコットンを使ったアームカバーです。
シルクやコットンなど肌に優しい素材の腹巻やアームカバーなどを作っているSOWANさんのものです。
SOWANさんはアナログな編み機を使用し、ふんわりとした優しい肌触りの商品をたくさん作っています。
私も過去に下着や腹巻を購入したことがあり、とても品質がよかったのでアームカバーも安心して使えそうだと思い選びました。
締め付け感がなく手触りがいいので刺激感が苦手なアトピーさんにもぴったりです。
が、綿素材のため暑い屋外で身に着けるのはめちゃくちゃ暑いです…。
長袖着てる感覚になります(そりゃそうだ。)
エアコンが効きすぎている屋内の冷房除けの方が適しているかもしれません。
ですが、素材の柔らかさや肌触りは最高なので、敏感な肌のアトピーさんには安心して使えると思います。
2双入ってお値段がお手頃でいろんなカラーがあって好きな組み合わせが選べるのも嬉しいです!
★オーガニックコットン アームカバーはこちら!
アトピーさんでも安心!おすすめの日焼け止め 塗ってみてかゆいものは厳禁!
真夏など日差しが強い日中や運動会などで屋外にいる時間が長い時には、しっかりと日焼け止めでカバーしたいですよね。
アトピーさんや敏感肌の方向けにもいろんな会社から日焼け止めが登場しています。
私が実際に使っている日焼け止めをご紹介します。
1.ナチュラグラッセ メイクアップクリーム
ノーファンデなことも多い私ですが、化粧する時にはオーガニックコスメのナチュラグラッセさんを使っています。
こちらのメイクアップクリームは
化粧下地・ライトファンデーション・日焼け止め・保湿美容液・ブルーライトカット
の5つの役割が備わっているため、下地をつけて日焼け止めを塗ってからファンデーション・・・という手間がありません。
そもそもアトピーさんにとって重ね塗りはしんどいですよね…。
それがこの1本ですべて完了、というのがありがたいです。
また、石鹸で落とせるので肌に負担がありません。
オリーブ果実油とホホバ種子油、サジー果実油などの天然オイルなど天然由来を主成分としています。
敏感肌の方でも安心して使えるように、下記の成分も不使用なのも安心ですね。
石油系界面活性剤 / 鉱物油 / タール系色素 / 合成香料 / パラベン / シリコン / 紫外線吸収剤 / ナノ粒子 / アルコール
アトピーの赤みもこちらのファンデーションで隠すことができるので、重宝しています。
(もちろんひどい湿疹がある時には塗らない方が無難です。)
肌に合う方はぜひ試してみて下さい。
実際に試せるお得なトライアルセットもあります!
2.アロベビー UVミスト&アウトドアミスト
赤ちゃんでも使える日焼け止めとして有名なのはアロベビーさんです。
赤ちゃん向けの日焼け止めや保湿ローションなどを販売されています。
息子もアトピーがあり、肌が弱いのですが、普段は日焼け止めを塗っていません。
が、私の山奥の実家に帰省した時に炎天下の中プールに入ったり、バーベキューをしたりという機会もあり、虫よけもかねて「UV&アウトドアミスト」を使っています。
詳細はこちら↓
1本で日焼け止め&アウトドア対策【アロベビー国産オーガニックUV&アウトドアミスト】
赤ちゃん・子供むけですが、もちろん大人が使ってもOKです。
スプレータイプなのでシュッとひとふきかけて全体に広げる感じです。
実際に使ってみていいなと思ったのは、
・石鹸で落とせる!
・ベタベタしない!
・かゆくならない!
というところです。
市販の有名なブランドの日焼け止めも若い時に使っていましたが、(ア○ッサとか)
ベタベタして不快になったり、塗っていると違和感があってかゆくなったりするため
日焼け止めに関して苦手なイメージがありました。
でもこの商品はそういう嫌な感じがなかったのでよかったです。
もちろん肌に合う合わないもありますので、塗ってみてからかゆくなったりしないか、肌の状態は悪化しないかどうかを試してから使ってみて下さいね。
★アロベビー UV&アウトドアミストはこちら!
★公式サイトだとお得なセットが買えます!
白浮きしない+お湯で落とせる【アロベビー UV&アウトドアミスト】
まとめ:アトピーさんの紫外線対策は人それぞれ!肌に合った対策を見つけよう
アトピーを持つフォロワーさんにご自身の紫外線対策をアンケートしてみたところ、必ずしも日焼け止めを塗る方ばかりではなく、衣服などでカバーする方も多いことがわかりました。
紫外線はアトピーさんの肌にとって刺激になるためあまり長時間浴び続けるのはよろしくありませんが、
日光はアトピー改善に役立つとされるビタミンD合成もできるメリットもあります。
肌に優しいアームカバーやフェイスカバー、そして日焼け止めを厳選して紫外線対策を行うようにしましょう!
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