手軽にワンハンドで楽しめるアイスとして人気なクーリッシュ。
ソフトクリームのような感覚で「飲むアイス」として他にはない魅力がありますよね。
しかし、クーリッシュは本当に安全に食べられるアイスなのでしょうか。
こちらの記事ではクーリッシュのアイスクリームの種類や原材料、添加物について調査をしてみました!
- クーリッシュはラクトアイス?氷菓?アイスクリームの種類は
- クーリッシュの原材料は?体に悪い添加物は使われているかチェック
- クーリッシュに使われている体に悪い原材料・添加物3つ
- まとめ:クーリッシュはラクトアイスもしくは氷菓!体に悪い原材料や添加物も使用のため食べ過ぎには注意
クーリッシュはラクトアイス?氷菓?アイスクリームの種類は
クーリッシュはロッテから2003年より販売されている新感覚アイスです。
画像:ロッテ
定番のバニラ、チョコレート以外にも季節限定のフレーバーも人気となっています。
飲み口や飲みやすさなども含めて品種改良をし続けており、
バニラは夏と冬で微細氷の大きさを変えるなどこだわって作られています。
クーリッシュのアイスの種類は「ラクトアイス」もしくは「氷菓」です。
アイスクリームは乳固形分と乳脂肪分の割合により4種類に分類されます。
引用:日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは何が違うの?
定番のフレーバーのバニラ、ベルギーチョコレートは「ラクトアイス」ですが、
現在販売されている桃などフルーツ系のフレーバーのものは「氷菓」となっています。
また、乳製品不使用、植物性ミルク使用のGreenクーリッシュも乳製品が使われていないため種類は「氷菓」です。
2024年8月現在販売されているフレーバーをまとめてみました。
【ラクトアイス】
・バニラ
・ベルギーチョコレート
【氷菓】
・メロンソーダフロート
・桃
・Greenバニラ
・Greenストロベリー
(2024年8月現在の情報です)
クーリッシュの原材料は?体に悪い添加物は使われているかチェック
ラクトアイスは一般的に添加物が多いといわれていますが、クーリッシュのアイスクリームの原材料は問題ないのでしょうか。
クーリッシュの人気のフレーバーの下記の3つについて調べてみました。
①バニラ
②桃
③Greenバニラ
/以降が添加物ですが、添加物も複数使われているのが気になるところですね。
クーリッシュの原材料 ①バニラ
クーリッシュの1番人気なのはバニラですが、原材料を見ると砂糖や異性化液糖とかなり糖分が多いのがわかります。
■クーリッシュ バニラ
砂糖(外国製造、国内製造)、異性化液糖、乳製品、植物油脂、卵黄(卵を含む)、果糖、食物繊維、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類、セルロース)、香料、アナトー色素
※現在販売されている微細氷の大きめの夏季限定の原材料です。
クーリッシュの原材料 ②桃
白桃を使ったクーリッシュは乳製品よりも果汁を使っているため「氷菓」となります。
画像:ロッテ
白桃果汁・果肉は10%使われているようですが、砂糖や植物油脂も多く使われており、危険とされる増粘多糖類やカラメル色素などの着色料も使われているのが気になります。
■クーリッシュ The桃
白桃果汁(アメリカ製造)、水あめ、異性化液糖、砂糖、植物油脂、白桃加工品、果糖、乳製品、食物繊維/乳化剤、酸味料、安定剤(増粘多糖類、セルロース)、着色料(野菜色素、カラメル、紅花黄)、香料
クーリッシュの原材料 ③Greenバニラ
乳製品を使わず、豆乳を使ったGreenシリーズのクーリッシュは乳製品アレルギーの方にも嬉しい商品です。
画像:ロッテ
豆乳よりも砂糖の方が多く使われているため、糖分は意外と多いようです。
また、アイスなのにしょうゆが使われているの!?と衝撃を受けました。
■クーリッシュ Greenバニラ
砂糖(国内製造)、豆乳(大豆を含む)、植物油脂、ぶどう糖、粉あめ、果糖、エンドウたんぱく、ローストシュガーシロップ、しょうゆ(小麦を含む)、食塩、食物繊維/乳化剤、トレハロース、香料、pH調整剤、安定剤(増粘多糖類、セルロース、寒天)
クーリッシュに使われている体に悪い原材料・添加物3つ
クーリッシュの原材料を見ると植物油脂や複数の添加物が使われているのが気になります。
特に注意すべき下記の3つの原材料・添加物について詳しくご紹介します。
①植物油脂
②異性化液糖
③増粘多糖類
クーリッシュに使われている体に悪い原材料・添加物 ①植物油脂
ラクトアイスに含まれており、クーリッシュにも必ず使われているのが「植物油脂」です。
植物油脂は植物油のことですが、流通している食品に入っているものはほとんどアブラヤシから取れる「パーム油」が原材料となっています。
植物油脂はトランス脂肪酸を多く含む可能性があり、摂りすぎると動脈硬化が進み狭心症や心筋梗塞などの心臓のリスクが高まることが知られています。
トランス脂肪酸は人工的に作られた油であることから「食べるプラスチック」と表現されることもあるほど問題視されている成分です。
ラクトアイスのほとんどは植物油脂が含まれていることから、「ラクトアイスは砂糖と油を食べているのと同じこと」と表現する方もいます。
さらに植物油脂については遺伝子組み換え原料を使っているとも言われているため、安全性は気になるところです。
クーリッシュに使われている体に悪い原材料・添加物 ②異性化液糖
クーリッシュのバニラやチョコレート、フルーツ系のフレーバーに使われているのが異性化液糖です。
異性化糖(異性化液糖)は、ぶどう糖と果糖が混合した液状の糖のことです。
異性化糖は日本農林規格にて果糖の含有率の%により下記のように分けられます。
・50%未満:ブドウ糖果糖液糖
・50%以上~90%未満:果糖ブドウ糖液糖
・90%以上:高果糖液糖
清涼飲料水などによく使われる果糖ブドウ糖液糖も異性化糖の一種なんですね。
果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖は砂糖よりも安価で使えるため、清涼飲料水をはじめお菓子、加工品、調味料などあらゆるところで利用されてます。
これらの異性化糖の取り過ぎの問題点は
・血糖値が上がりやすい
・遺伝子組み換えの原料を使っていることが多い。
という点です。
異性化糖は砂糖よりも体への吸収が早いため、血糖値が上がりやすく、肥満や糖尿病のリスクを高めます。
また、異性化糖の原料となるのはトウモロコシですが、日本では主に輸入のトウモロコシを使用しています。
この原材料が遺伝子組み換えであると言われており、知らず知らずのうちに遺伝子組み換えの食品を体内に入れていることになります。
大量に取り過ぎないように注意した方が良いでしょう。
クーリッシュに使われている体に悪い原材料・添加物 ③増粘多糖類
クーリッシュに必ず使われているのが増粘多糖類です。
増粘多糖類とは食品に粘りやとろみを持たせる食品添加物です。
アイスの他にもお菓子などにもよく使われている添加物です。
増粘多糖類と表記されていることが多いですが、実は増粘多糖類にはいろんな添加物があり、具体的な名称としてはキサンタンガム、アルギン酸、カラギナン、グァーガムなどが有名です。
これら2種類以上を使用した場合には「増粘多糖類」として表記することが認められています。
特に「カラギナン」には発がん性があると言われており、避けた方がよい添加物です。
私が利用しているコープデリのチラシではカラギナンの使用している商品については表記をされていますが、
先日チラシにてクーリッシュにて「カラギナン使用」との文言が書かれていました。
クーリッシュにはカラギナンが使われているため、食べ過ぎない方が良いでしょう。
まとめ:クーリッシュはラクトアイスもしくは氷菓!体に悪い原材料や添加物も使用のため食べ過ぎには注意
クーリッシュのアイスクリームの種類はラクトアイス、もしくは氷菓です。
微細氷を使ったすっきりとした食感は他にはない美味しさですが、
体に悪いとされている下記の原材料・添加物を使用している点は注意が必要です。
①植物油脂
②異性化液糖
③増粘多糖類
食べ過ぎないように注意をしましょう!
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