コーン型のアイスとして贅沢感が味わえるジャイアントコーンはザクザク食感が楽しめる贅沢アイスとして人気です。
しかし、ジャイアントコーンは本当に安心して食べられるアイスでしょうか?
今回はジャイアントコーンのアイスクリームの種類や原材料、添加物について調査をしてみました!
- ジャイアントコーンのアイスはグリコの人気アイス
- ジャイアントコーンのアイスの種類は?ラクトアイス?アイスミルク?
- ジャイアントコーンの原材料は?体に悪い添加物が使われているかチェック
- ジャイアントコーンに使われている体に悪い原材料・添加物3つ
- まとめ:ジャイアントコーンはラクトアイスではなくアイスミルク!体に悪い原材料・添加物の使用もあるため食べ過ぎには注意
ジャイアントコーンのアイスはグリコの人気アイス
ジャイアントコーンは1963年よりグリコから販売されたロングセラーの人気アイスです。
ナッツなどのトッピングやチョコレートやバニラアイス、サクサクのコーンなどいろんな食感を楽しめる贅沢なアイスです。
コーンの先っぽまでチョコレートが詰まっており、最後までおいしい構造を工夫して作られています。
ジャイアントコーンのアイスの種類は?ラクトアイス?アイスミルク?
ジャイアントコーンのアイスクリームの種類はラクトアイスではなく「アイスミルク」です。
アイスクリームは乳固形分と乳脂肪分の割合により4種類に分類されます。
引用:日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは何が違うの?
2024年9月現在グリコのHPに掲載されているジャイアントコーンのフレーバー4種類はすべてアイスミルクでした。
アイスミルクであるジャイアントコーンは乳固形分10%以上は含まれているアイスクリームです。
安価なアイスとして知られているラクトアイスは乳成分が少ないため、植物油脂や添加物を使用し、乳製品のようなコクを出していることが多いです。
★ラクトアイスの危険性について書いた記事はこちら
ジャイアントコーンをはじめとした「アイスミルク」はラクトアイスよりも乳成分が多いものの、植物油脂や添加物が使われていないわけではありません。
ジャイアントコーンの原材料は?体に悪い添加物が使われているかチェック
ジャイアントコーンはラクトアイスではなく「アイスミルク」でしたが、体に悪い原材料や添加物は使われていないでしょうか。
ジャイアントコーンで2024年9月現在販売されており、グリコのHPに掲載されているフレーバー4種類の原材料をチェックしてみました。
ジャイアントコーンの原材料 ①チョコナッツ
赤いパッケージのチョコナッツはナッツとチョコの相性抜群のアイスです。
画像:グリコ
焙煎されたナッツやピーナッツペーストの入ったクリスピーチョコが入っており、ザクザク食感が楽しめます。
原材料を見ると、コーン、チョコレートコーティング、キャンデーコートピーナッツ、ビスケットパウダーなど個別の詳しい原材料がわからないものも多いのが気になります。
※添加物のキャリーオーバーにより添加物の記載の義務がないため
■ジャイアントコーン チョコナッツ 原材料
チョコレート(国内製造)、砂糖、乳製品、コーン、植物油脂、チョコレートコーチング、水あめ、キャンデーコートピーナッツ、ピーナッツペースト、ビスケットパウダー、小麦パフ/乳化剤、香料、安定剤(増粘多糖類)、着色料(カラメル色素、アナトー、カロチン)、シェラック、(一部に乳成分・小麦・ピーナッツ・大豆を含む)
ジャイアントコーンの原材料 ②クッキー&チョコ
青いパッケージのジャイアントコーンはとことんチョコレートにこだわったアイスクリームです。
画像:グリコ
チョコレートアイスだけではなく、コーンまでチョコレートという徹底されたチョコ好きにはたまらないアイスですが、
チョコナッツと同様、チョコレートコーチング、チョコクッキーも詳細の原材料が不明なため、添加物が使われている可能性もあります。
■ジャイアントコーン クッキー&チョコ 原材料
チョコレート(国内製造)、砂糖、乳製品、コーン、チョコレートコーチング、チョコクッキー、ココア、植物油脂、水あめ/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、着色料(カラメル色素、アナトー)、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)
ジャイアントコーンの原材料 ③チョコ&ミルク
黄色いパッケージのジャイアントコーンはアーモンドクランチとパリパリチョコが入ったバニラアイスの組み合わせがたまらないアイスです。
画像:グリコ
■ジャイアントコーン チョコ&ミルク 原材料
チョコレート(国内製造)、乳製品、砂糖、コーン、チョコレートコーチング、水あめ、植物油脂、アーモンドクランチ/乳化剤、香料、安定剤(増粘多糖類)、着色料(カラメル色素、アナトー、カロチン)、(一部に乳成分・小麦・大豆・アーモンドを含む)
ジャイアントコーンの原材料 ④大人のアーモンドショコラ
ちょっと贅沢な「大人」シリーズのジャイアントコーンは大粒のアーモンドとカカオポリフェノール365mgが含まれた72%のカカオチョコレートを使用しています。
画像:グリコ
■ジャイアントコーン 大人のアーモンドショコラ 原材料
チョコレート(国内製造)、コーン、乳製品、砂糖、チョコレートコーチング、キャンデーコートアーモンド、ココア、植物油脂、アーモンドプラリネ/乳化剤、カラメル色素、安定剤(増粘多糖類)、香料、ビタミンE、シェラック、(一部に乳成分・小麦・大豆・アーモンドを含む)
ジャイアントコーンに使われている体に悪い原材料・添加物3つ
ジャイアントコーンは複数の添加物が使用されている点が気になりますが、中でも体に悪いとされている原材料・添加物は下記の通りです。
①植物油脂
②カラメル色素
③増粘多糖類
それぞれ詳しくどのような危険性があるのかご紹介します。
ジャイアントコーンに使われている体に悪い原材料・添加物① 植物油脂
ジャイアントコーンに必ず使われているのが「植物油脂」です。
一般的なラクトアイスにもほとんど原材料として植物油脂が含まれています。
植物油脂は植物油のことですが、流通している食品に入っているものはほとんどアブラヤシから取れる「パーム油」が原材料となっています。
植物油脂はトランス脂肪酸を多く含む可能性があり、摂りすぎると動脈硬化が進み狭心症や心筋梗塞などの心臓のリスクが高まることが知られています。
トランス脂肪酸は人工的に作られた油であることから「食べるプラスチック」と表現されることもあるほど問題視されている成分です。
ラクトアイスのほとんどは植物油脂が含まれていることから、「ラクトアイスは砂糖と油を食べているのと同じこと」と表現する方もいます。
さらに植物油脂については遺伝子組み換え原料を使っているとも言われているため、安全性は気になるところです。
ジャイアントコーンに使われている体に悪い原材料・添加物 ②カラメル色素
ジャイアントコーンに必ず使われている添加物はカラメル色素です。
ジャイアントコーンにどこに含まれているのか不明ではあるものの、コーンやアイスの着色に使われている可能性があります。
調味料やお菓子などに茶色の着色として使用される「カラメル色素」ですが、製法の違いにより4種類あります。
糖類のみ加熱して作られるカラメル1は比較的安全と言われていますが、日本で加工品に使われているカラメル色素のほとんどはカラメルⅢ・Ⅳです。
これらのカラメルⅢ・Ⅳはアンモニア化合物を使って製造されているため発がん性などの危険があるとされています。
カラメル色素という表記だけだとどのカラメル色素を使用しているのか不明のため、食べ過ぎない方が無難です。
ジャイアントコーンに使われている体に悪い原材料・添加物 ③増粘多糖類
ジャイアントコーンに必ず使われている添加物が増粘多糖類です。
増粘多糖類とは食品に粘りやとろみを持たせる食品添加物です。
アイスの他にもお菓子などにもよく使われている添加物です。
増粘多糖類と表記されていることが多いですが、実は増粘多糖類にはいろんな添加物があり、具体的な名称としてはキサンタンガム、アルギン酸、カラギナン、グァーガムなどが有名です。
これら2種類以上を使用した場合には「増粘多糖類」として表記することが認められています。
特に「カラギナン」には発がん性があると言われており、避けた方がよい添加物ですが、
「増粘多糖類」という簡略化された表記になると詳細はわかりません。
そのため、「増粘多糖類」が使われている食品についてはなるべく避けた方が安心でしょう。
まとめ:ジャイアントコーンはラクトアイスではなくアイスミルク!体に悪い原材料・添加物の使用もあるため食べ過ぎには注意
ジャイアントコーンのアイスクリームの種類はラクトアイスではなく、「アイスミルク」です。
ジャイアントコーンの原材料を調べてみると、体に悪いと言われている下記の原材料・添加物が使われていることがわかりました。
①植物油脂
②カラメル色素
③増粘多糖類
最後までおいしく食べられる贅沢なコーンアイスですが、体に悪い原材料、添加物の使用もあるため食べすぎないように気をつけましょう。
★体に悪いラクトアイスについて書いた記事はこちら!
★市販の安全なアイスクリームについて書いた記事はこちら!