最近では健康志向の高まりから「グルテンフリー」の商品が店頭に並んだり、グルテンフリーを実践する人が増えてきました。
芸能人もグルテンフリーの実施を公言している方が増えており、一種のブームのように広がりつつあります。
しかし、よくわからない人からすると「グルテンフリーってなんか鼻につく」「グルテンフリーをする人ってうざい」と思う方もいるでしょう。
今回は「グルテンフリーがうざい」と感じる理由についてグルテンフリーをゆるく実践している立場から考えてみます。
- グルテンフリーとは?簡単に言うと「小麦を避けること」
- グルテンフリーがうざいと言われる理由
- グルテンフリー実践者との上手な付き合い方は
- まとめ:グルテンフリーがうざいと思われるのは食べ物の制限や意識高い系だから お互いの主張を尊重しよう
グルテンフリーとは?簡単に言うと「小麦を避けること」
グルテンフリーとは「小麦に含まれるグルテンを避ける食生活」のことを指します。
小麦に含まれる「グルテン」という質の一種を摂取することで免疫の重要な部分である腸壁を傷つけてしまい、「腸漏れ」が起きてしまうと言われています。
腸漏れのことをリーキーガッド症候群と言い、アトピーやアレルギーの悪化、濃腫瘍やうつ病、自閉症、アルツハイマー病やパーキンソン病などの原因にもなる恐れがあります。
※参考書籍
★グルテンフリーについてはこちらの記事でご紹介しています。
また、小麦を食べると便秘や下痢になる、眠気がひどい、肌荒れをする、という方も小麦が体調不良の原因である可能性があります。
小麦の食事を減らしたことで体調が改善した!という体験談もネットなどで見かけることも増え、
健康に過ごしたいという方を中心に「グルテンフリー食生活」が広まってきました。
私もアトピーの改善のため、小麦のパンやパスタなどを避けるグルテンフリーを行ってきてから肌の調子も落ち着いています。
グルテンフリーを実践している有名人と言えばテニス選手のジョコビッチ選手が有名ですよね!
最近になってスポーツ選手やローラさんなどのモデルさんなどがグルテンフリーを進めていることから、グルテンフリーの実践者や商品も増えてきたという背景があります。
グルテンフリーがうざいと言われる理由
グルテンフリーがブームのように広がってきている一方で、あまり理解がない方にとっては「グルテンフリーって何がいいの?」「なんだかうざい」と反発を感じてしまうかもしれません。
実際、世の中はパン、うどん、ピザ、ラーメン、ドーナツ、たこ焼き、ハンバーガー、など美味しい小麦製品であふれています。
そのため小麦製品を避ける「グルテンフリー生活」をしている人のことは受け入れがたいという人もいるでしょう。
「グルテンフリーってなんだかうざいな…」と感じる理由について下記の3つではないかと考えています。
うざいと思われる理由1 食べるものにうるさい
「グルテンフリー」とは前述の通り、小麦を避ける生活です。
しかし、小麦製品は世の中にあふれており、小麦を避けるとなるとかなりの食事制限が必要となります。
日々の食事を共にする家族であればなおさら食事が自由にならず、いらだちを感じるでしょう。
また、外食時にもお店を選ぶ必要があり、グルテンフリーの人がいると好きなものが食べられないというのはストレスが溜まりますよね。
うざいと思われる理由2 意識高い系のアピールだと感じる
ブームのようになっている「グルテンフリー」ですが、なんとなくかっこいいイメージがありませんか?(英語だし・・)
もともとグルテンフリーも小麦食が主食だった欧米から始まっていることから、海外の流行りを取り入れるというのも「意識が高い」人の行動に感じるかもしれません。
「グルテンフリーやってます」と言うと「意識高い系」という印象に感じられ、鼻についてしまう人もいるでしょう。
グルテンの害を理解した上でグルテンフリーを行っている方も大勢いると思いますが、海外のセレブも行っていておしゃれだから、という動機の方もいるでしょう。
軽い口調で「私グルテンフリーやっているからラーメン食べられないんだよね~」と言われるのは確かにちょっとうざいですよね…!
なんとなくブームに乗っている、おしゃれだからやっている、という方は「グルテンフリーをやっている自分に酔っている」可能性もあるため、
はたから見ると「うざいな」と感じてしまうこともあると思います。
うざいと思われる理由3 「グルテンフリー」を他人にも強要する
グルテンフリーの実践者に「グルテンって害があるから小麦食べちゃダメだよ!」などと言われ、小麦を食べないように強要される、という方もいるかもしれません。
人の食事のことにまで口出してくるのはうざいですよね…!
私も経験がありますが、グルテンの害を知ってしまうとあまりに恐ろしく、「自分の大切な人にはグルテンを取ってほしくない!」と考えてしまうようになります。
しかし、言われた方は「そこまで口を出してくるなよ」と嫌な気持ちになるのは明白です。
グルテンフリー実践者との上手な付き合い方は
グルテンフリーを「うざい」と感じる3つの理由について考察しました。
「うざい」と思っていても家族や彼氏、彼女や親しい人であればむげにもできないのが難しいところです。
では実際にグルテンフリーの実践者とどのように付き合っていけばよいでしょうか。
双方が折り合いをつけられる方法について3つご提案します。
1.お互いストレスなく食べられるものを提案し合う
グルテンフリーを行っている人は小麦製品が食べられないため食べ物に制限があります。
外食であればラーメン専門店やパスタ専門店などは小麦製品がほとんどのため、一緒には入りにくいでしょう。
ごはんが主食の定食屋さんであればグルテンフリーの食事がしやすく、気を使わなくてすみます。
麺もごはんものもあるファミレスなどであればお互いの食べたいものを探せるかもしれません。
食事の際にはグルテンフリーの実践者は制限があるため、お互いがストレスがないような提案をできるのが理想ですね。
先日カフェで食べたグルテンフリーチョコレートケーキ。
グルテンフリーの商品を出すお店も増えていますね!
2.代替え食品をうまく活用する
最近ではグルテンフリーの対応商品も増えてきており、小麦を使わないうどん、ラーメン、パスタ、パンなども増えています。
我が家でもパスタを作る時には私と息子はグルテンフリーパスタを使い、小麦製品が好きな夫は普通の小麦のパスタを使っています。
グルテンフリー商品は増えているもののまだ値段は高いものが多いため、すべてを代替えで使うのは大変、という場合には使い分けるという手もあります。
米粉のパンやパスタも小麦に負けずに美味しい!と感じるものが増えているため、ぜひ活用してみて下さい。
★おすすめのグルテンフリー商品についてはこちらの記事でもご紹介しています。
3.お互いの主張を押しつけすぎず、できる限り尊重する
うざい理由の3つ目にも挙げた「グルテンフリー」を他人にも強要する はかなり困った事例ですが、
あくまでもグルテンフリーが悪ではない、と思っています。
グルテンフリー実践者の立場としては「みんながグルテンの害に気付いてグルテンフリーを実践する人が増えればいいな」と思っていますが、
小麦製品がおいしいのは事実ですし(私ももちろんたまに食べます)
すべての人に理解されるのは難しいのが現状です。
よかれと思って「小麦を取らないで!」という人の気持ちもわかりますが、何事も
「他人に強要することはよくない」ということです。
それぞれ体質も違いますし、嗜好も異なります。
グルテンフリーに限ったことではないですが、自分の主張を押し付けて強要するのは人間関係に支障をきたします。
代替え商品などをうまく使いながらできる限り尊重できるといいなと思います。
まとめ:グルテンフリーがうざいと思われるのは食べ物の制限や意識高い系だから お互いの主張を尊重しよう
「グルテンフリーってなんだかうざいな」と思う理由については下記の3つであると推測しています。
うざいと思われる理由1 食べるものにうるさい
うざいと思われる理由2 意識高い系のアピールだと感じる
うざいと思われる理由3 「グルテンフリー」を他人にも強要する
グルテンフリーを実践していると小麦が食べられないため、食事も限られてしまいます。
最近では有名人も実践していることから「グルテンフリーをやっているとなんだかかっこいい!」という意識高い系のようにも見られ、うざったく感じる人もいるでしょう。
また、グルテンフリー実践者が「グルテンは悪いから食べちゃダメ」と他人にも強要するのはさすがにうざいと思われてしまいます。
グルテンフリー実践者とうまく付き合うには
1.お互いストレスなく食べられるものを提案し合う
2.代替え食品をうまく活用する
3.お互いの主張を押しつけすぎず、できる限り尊重する
の3つだと考えています。
私自身もゆるくグルテンフリーを行ったことでアトピーの改善や便秘解消ができました。
グルテンフリー自体はメリットもありますが、やはり他人に強要するのはよくありません。
お互いが折り合いをつけて楽しく食事ができるよう、工夫ができると良いですね!
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