スーパーやコンビニでも買える高級アイスとして定番の「ハーゲンダッツ」。
値段は他のアイスよりも高いですが、高いだけあり、品質の高いおいしいアイスクリームを提供し続けています。
ハーゲンダッツのアイスクリームの種類は乳成分が最も多い「アイスクリーム」の商品がほとんどです。
しかし、ハーゲンダッツにも「ラクトアイス」や「アイスミルク」のものもあるのでしょうか。
こちらの記事ではハーゲンダッツの「ラクトアイス」や「アイスミルク」の商品はあるのか調査し、体に悪い原材料や添加物を使われていないかチェックをしてみました。
- ハーゲンダッツのアイスクリームの種類は?アイスクリームとアイスミルク、ラクトアイスの違い
- ハーゲンダッツのラクトアイス・アイスミルクの原材料は?体に悪い添加物は使われている?
- ラクトアイスやアイスミルクのハーゲンダッツは体に悪い?安全?
- ハーゲンダッツのラクトアイスと一般的なラクトアイスの原材料と比較!
- まとめ:ラクトアイスやアイスミルク規格のハーゲンダッツでも安心!高品質のおいしさを楽しもう
ハーゲンダッツのアイスクリームの種類は?アイスクリームとアイスミルク、ラクトアイスの違い
アイスクリームは乳固形分と乳脂肪分の割合により4種類に分類されます。
引用:日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは何が違うの?
安価なアイスとして知られているラクトアイスは乳成分が少ないため、植物油脂や添加物を使用し、乳製品のようなコクを出していることが多いです。
一般的に乳成分の割合が多い「アイスクリーム」の方が濃厚な味わいで品質が高いと言われており、
厳選した原材料を使って製造しているハーゲンダッツは「アイスクリーム」として製造しているものが多いです。
しかし、ハーゲンダッツでも「ラクトアイス」や「アイスミルク」の規格として作られているフレーバーも探してみると見つけることができました。
ハーゲンダッツはラクトアイスとアイスミルクもあり!
ハーゲンダッツ=アイスクリーム規格で作られていると思っていたのですが、
ハーゲンダッツが夏限定で発売されている「ジェラートシリーズ」のアイスは「ラクトアイス」と「アイスミルク」規格で作られていることがわかりました。
ピスタチオ&サマーバニラは「アイスミルク」でした。
また、過去のハーゲンダッツのフレーバーを調べてみたところ、同様に「ラクトアイス」や「アイスミルク」が一部ありました。
最近販売されたハーゲンダッツの「ラクトアイス」では、2023年に発売されたジェラートシリーズの白桃がラクトアイス規格でした。
画像:ハーゲンダッツ
(過去10年のフレーバー、ミニカップを調べた結果です。とにかく数が多かったので漏れがあったらごめんなさい…。)
フルーツなどをふんだんに使っているフレーバーについては乳製品の割合が少なくなり、「ラクトアイス」や「アイスミルク」になるようです。
なお、豆乳ベースで作られている「グリーンクラフト」シリーズは乳製品を一切使っていないため「氷菓」扱いとなっています。
★乳製品を使っていない豆乳やライスミルクアイスについて書いた記事はこちら!
ハーゲンダッツのラクトアイス・アイスミルクの原材料は?体に悪い添加物は使われている?
ラクトアイスというと植物油脂や添加物が使われており、体に悪いイメージがつきまといます。
一般的に販売されているラクトアイスの原材料を調べてみたところ、ほとんどが体に良くないとされている植物油脂が含まれていました。
★ラクトアイスの危険性について書いた記事はこちら!
そのため、高品質のアイスを作っているハーゲンダッツもラクトアイスがあるの!?と衝撃を受けましたが、実際にどのような原材料なのかチェックをしてみました。
ラクトアイスのハーゲンダッツの原材料 ①クリーミージェラート贅沢ぶどう
ぶどう果汁をふんだんに使った贅沢なジェラートアイスの贅沢ぶどうはラクトアイスですが、植物油脂は使われておらず、添加物も最小限に抑えられているようです。
黒ぶどう濃縮果汁(黒ぶどう濃縮果汁、ぶどう酢)(国内製造)、粉あめ、砂糖、脱脂濃縮乳、クリーム、白ぶどう濃縮果汁(白ぶどう濃縮果汁、レモン濃縮果汁)、卵黄/安定剤(ペクチン)、香料、(一部に乳成分・卵を含む)
アイスミルクのハーゲンダッツの原材料 ②ピスタチオ&サマーバニラ
ピスタチオアイスとバニラアイスが楽しめるアイスは「アイスミルク」規格ですが、こちらもよく使われている植物油脂は使われておらず、添加物もバニラ香料のみでした。
■ピスタチオ&サマーバニラ 原材料
脱脂濃縮乳(生乳(北海道))、クリーム、粉あめ、砂糖、ピスタチオペースト(ピスタチオナッツ、ココアバター)、卵黄、キャラメルソース、食塩/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)
ラクトアイスやアイスミルクのハーゲンダッツは体に悪い?安全?
・ピスタチオ&サマーバニラ(アイスミルク)
の2つのアイスの原材料を調べてみましたが、体に悪いとされる原材料や添加物はほとんど使われていないことがわかりました。
そこで他のラクトアイスと原材料を改めて比較をしてみました。
ハーゲンダッツのラクトアイスと一般的なラクトアイスの原材料と比較!
「ラクトアイスが体に悪い」と言われている理由は、植物油脂や添加物が多く使われているからです。
植物油脂はいわゆるトランス脂肪酸のことで、摂りすぎると動脈硬化がすすみ心筋梗塞など心臓病のリスクが高まると言われています。
人気のラクトアイスである、ロッテ爽のバニラの原材料は下記の通りです。
■ロッテ 爽 バニラ 原材料
砂糖(外国製造、国内製造)、植物油脂、乳製品、果糖、卵黄(卵を含む)、乳等を主要原料とする食品、デキストリン、食塩、食物繊維/乳化剤、香料、安定剤(増粘多糖類)、アナトー色素
乳製品よりも砂糖、植物油脂が多く使われており、アイスというよりも「砂糖と油のかたまり」と言っても過言ではない原材料です。
添加物も乳化剤や増粘多糖類などを使っている点も気になります。
こうしたラクトアイスを食べ続けると体にも影響が出る可能性があります。
ハーゲンダッツのラクトアイスは乳成分が少ないため、規格上では「乳固形分3.0%以上」の「ラクトアイス」となりますが、
他の多くのラクトアイスのような植物油脂、人口甘味料、添加物などが多く使われているわけではありません。
ラクトアイスだからといって体に悪いわけではないので、安心して食べることができます。
まとめ:ラクトアイスやアイスミルク規格のハーゲンダッツでも安心!高品質のおいしさを楽しもう
ハーゲンダッツは高品質の高級アイスクリームのため、ほとんどが乳成分が多い「アイスクリーム」ですが、
一部のアイスでは「ラクトアイス」や「アイスミルク」の規格のものもあります。
しかし、他のラクトアイスと違い、植物油脂や余計な添加物が使われているわけではなく、
フルーツなどが乳成分よりも多く使われていることで規格上「ラクトアイス」に分類されるからと言えます。
原材料を見てみても、他のハーゲンダッツのアイス同様、厳選された原材料で作られており安心して食べることができます。
値段は少し高めですが、安全な高品質のアイスを食べたいという方におすすめです。
期間限定フレーバーも含めてぜひチェックをしてみてください!
★ハーゲンダッツピスタチオ&サマーバニラはこちら!
★ラクトアイスの危険性について書いた記事はこちら!
★市販のアイスで安心のアイスについて書いた記事はこちら