スーパーで売っている高級アイスとして知られているハーゲンダッツは、
ちょっと他のアイスよりも高いですが安心して食べられる無添加のアイスです。
今回の記事ではハーゲンダッツのアイスの原材料や添加物をチェックし、安全性について調べてみました。
- ハーゲンダッツは無添加で作られている安全アイス!
- ハーゲンダッツの定番フレーバーの原材料を調べてみた!無添加フレーバーはどれ?
- ハーゲンダッツの脱脂濃縮乳とは?体に悪いの?
- ハーゲンダッツでよく使われている添加物は体に悪い?安全かどうかチェック
- まとめ:ハーゲンダッツは無添加で食べられて安全!極力添加物を使わない体にいいアイス
ハーゲンダッツは無添加で作られている安全アイス!
ハーゲンダッツはアメリカのニューヨークで設立されたアイスクリーム会社です。
1984年より日本市場に進出し、スーパーやコンビニでも手軽に買える高級アイスクリームとして人気となっています。
バニラやストロベリー、チョコレートなど定番のフレーバーはもちろん、毎シーズン個性的で魅力的な期間限定のフレーバーも話題となっています。
普通のアイスよりもちょっとお高めではありますが、厳選された原材料で添加物を極力使わず、作られているため安心して食べることができます。
中には添加物を使わない、無添加で作られているアイスもあります!
私もちょっと贅沢したい時にはハーゲンダッツを食べると決めています。
濃厚でこってりしたアイスが好きな方にはたまりません。
ハーゲンダッツは高いだけじゃない!体にいいと言われる理由3つ
ハーゲンダッツは高いからなかなか買えない…という方も多いと思いますが、
高いなりの高品質のアイスが楽しめます。
ハーゲンダッツが安全で体にいいアイスと言われる理由3つについて詳しくまとめました。
ハーゲンダッツが体にいい安全アイスの理由 ①乳成分が多いアイスクリーム規格で作られているから
アイスクリームは乳固形分と乳脂肪分の割合により4種類に分類されます。
引用:日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは何が違うの?
一般的に乳成分の多い「アイスクリーム」の方が植物油脂や余計な添加物が使われていることが少なく安全なアイスであることが多いです。
一方で乳成分が最も少ない「ラクトアイス」は乳成分が少ないため、植物油脂や添加物を使用し、乳製品のようなコクを出していることが多く、あまり安全なアイスと言い難いものもあります。
ハーゲンダッツはこだわりの北海道産のミルクを主原料として使っており、期間限定品含めて9割以上のフレーバーが「アイスクリーム」となっています。
ハーゲンダッツが体にいい安全アイスの理由 ②添加物を極力使っていない無添加アイスだから
ハーゲンダッツは極力添加物を使わずに作られており、無添加で食べられるアイスもたくさんあります。
使われている添加物も最小限となっており、子どもにも安心して食べさせられるアイスであるだと感じています。
ハーゲンダッツが体にいい安全アイスの理由 ③厳選された原材料を使っているから
ハーゲンダッツは主原料となるミルクをはじめ、厳選された素材を使って丁寧に作られています。
ハーゲンダッツのアイスで使われているミルクは北海道東部根釧エリアのものです。
飼料や牧草にもこだわり、ストレスフリーで育てられた乳牛から取られているそうで、ハーゲンダッツのミルクへの強い思いを感じました。
他にも人気のフレーバーのストロベリーのいちごはアイスクリームに合うイチゴ探しに3年、開発に3年とかなりの年数を費やしていたり、
日本限定のフレーバーの抹茶は石臼でひいた茶葉を使っているなど本物の素材にこだわっています。
ハーゲンダッツというブランド価値を守るために高品質な素材で作っていることがわかります。
ハーゲンダッツの定番フレーバーの原材料を調べてみた!無添加フレーバーはどれ?
ハーゲンダッツのアイスは厳選された原材料を作っているアイスですが、それぞれのアイスがどの原材料を使って作られているのか、添加物は使われているのか気になりますよね。
ハーゲンダッツの定番フレーバーのミニカップ、クリスピーサンド、バーも含めて調べてみました!
ハーゲンダッツの原材料 ①バニラ
アイスの王道、バニラは手作りのようなシンプルな原材料で作られています。
添加物はバニラ香料のみです!
■ハーゲンダッツ バニラ 原材料
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ②ストロベリー
前述の通り、アイスに合ういちごを3年かけて探し、クオリティに合うアイスを作るために開発に3年とかなり年月を費やしてきている自信作です。
私も息子もいちごアイスが大好きなので、頑張った時のご褒美として選ぶアイスの1つです。
■ハーゲンダッツ ストロベリー 原材料
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、ストロベリー果肉、砂糖、卵黄、(一部に乳成分・卵を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ③グリーンティー
画像:ハーゲンダッツ
グリーンティーは日本オリジナルのフレーバーで、石臼で引いた抹茶で作られています。
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、まっ茶、(一部に乳成分・卵を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ④クッキー&クリーム
ハーゲンダッツの人気のフレーバーのクッキー&クリームはチョコレートクッキーとアイスの相性が抜群で美味しいです。
画像:ハーゲンダッツ
添加物はバニラ香料、植物レシチンのみの記載ですが、チョコレートクッキーの原材料は添加物のキャリーオーバーにより、詳しくは表示されていないため不明です。
しかし、高品質を求めるハーゲンダッツなので、添加物を多数使用しているようなクッキーは使用していないと予想しています。
■ハーゲンダッツ クッキー&クリーム
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、チョコレートクッキー、卵黄/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)
※食品添加物のキャリーオーバーとは
加工品の添加物として使われているものの、その原材料を用いて食品の製造をする時には使用されず、最終的には微量のため添加物としての効果を発揮しないため、表示を省略できる。
ハーゲンダッツの原材料 ⑤マカデミアナッツ
画像:ハーゲンダッツ
定期購入で最もリピートが多いそうで、ナッツを贅沢に使っている人気フレーバーです。
■ハーゲンダッツ マカデミアナッツ 原材料
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、フライマカデミアナッツ、卵黄、バタースカッチ、(一部に乳成分・卵を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ⑥ショコラデュオ
ミルクチョコレートとビターチョコレートの2種類が楽しめるチョコアイスです。
画像:ハーゲンダッツ
添加物はバニラ香料、植物レシチンのみです。
■ハーゲンダッツ ショコラデュオ 原材料
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、ミルクチョコレート、ココアパウダー、カカオマス、キャラメルソース、チョコレート/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・大豆を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ⑦リッチミルク
バニラとの違いが気になるところですが、リッチミルクは加糖練乳を使用し、バニラ香料が使われていません。
■ハーゲンダッツ リッチミルク 原材料
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、加糖練乳、砂糖、粉あめ、卵黄、食塩、(一部に乳成分・卵を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ⑧ラムレーズン
画像:ハーゲンダッツ
ラム酒を使った大人向けアイスも原材料はシンプルです。
アルコールは0.7%含まれているためお子さんやアルコールに弱い方は注意をしましょう。
■ハーゲンダッツ ラムレーズン 原材料
クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、レーズン、卵黄、粉あめ、ラム酒、(一部に乳成分・卵を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ⑨クリスピーサンド ザ・リッチキャラメル
ハーゲンダッツはミニカップ以外にもかじって食べられるクリスピーサンドも人気です。
画像:ハーゲンダッツ
よくよく見るとミルクコーティング部分に「植物油脂」が使われていたり、添加物部分にカラメル色素があるのは気になるところです。
■ハーゲンダッツ クリスピーサンド ザ・リッチキャラメル 原材料
キャラメルチョコレートコーチング(国内製造)、クリーム、脱脂濃縮乳、キャラメルソース、ウエハース、砂糖、ミルクコーチング(植物油脂、砂糖、全粉乳、乳糖)、卵黄、カラメルパウダー、食塩/植物レシチン、カラメル色素、バニラ香料、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)
ハーゲンダッツの原材料 ⑩バー バニラチョコレートマカデミア
ハーゲンダッツのバーはミルクアイスにチョコレートコーティングされており、食べ応えがある作りとなっています。
画像:ハーゲンダッツ
添加物はバニラ香料、植物レシチンのみですが、ミルクチョコレートコーティングはキャリーオーバーのため細かい添加物の使用は不明です。
■ハーゲンダッツ バー バニラチョコレートマカデミア
クリーム(生乳(北海道))、ミルクチョコレートコーチング、脱脂濃縮乳、砂糖、フライマカデミアナッツ、卵黄/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・大豆を含む)
ハーゲンダッツの脱脂濃縮乳とは?体に悪いの?
ハーゲンダッツで使われている乳製品は「クリーム」「脱脂濃縮乳」となっています。
アイスクリームに使われる乳製品は牛乳や生乳なのでは?脱脂濃縮乳は体に悪いのでは?と思い、調べてみたところ、ハーゲンダッツの「よくある質問」に回答がありました。
Q.原材料表示にある「クリーム、脱脂濃縮乳」とは何ですか?(なぜ「牛乳」ではないのですか?)
クリームとは生乳(乳牛から搾ったままの何も手を加えていない乳)から取り出した乳脂肪分で、いわゆる「生クリーム」のことです。脱脂濃縮乳とは生乳から脂肪分を取り除いて濃縮したものです。生乳や牛乳をそのまま原料にしてアイスクリームを作っても、水分が多過ぎて薄くなり、おいしくありません。ハーゲンダッツはクリームと脱脂濃縮乳をたっぷり使用することにより、その独特の濃厚な味わいを実現しているのです。
牛乳や生乳の方がおいしいアイスクリームが作れるのでは?という印象がありましたが、
脱脂濃縮乳を使うことで濃厚な味わいを実現しているようです。
乳脂肪分を除去しているだけですので、余計な添加物が混ぜ込まれているということはなく、体に悪い原材料ではなさそうです。
ハーゲンダッツでよく使われている添加物は体に悪い?安全かどうかチェック
ハーゲンダッツは無添加で食べられるアイスも多いですが、最低限とはいえ添加物が使われています。
必要とはいえ、体に悪い添加物かどうかは気になるところです。
ハーゲンダッツで使われている添加物3つについて詳細を調べてみました。
ハーゲンダッツに使われている添加物 ①バニラ香料
バニラをはじめとしたフレーバーで使われている添加物がバニラ香料です。
ハーゲンダッツで使用されているのは天然のバニラビーンズから1年半かけて作られています。
香料のため、便宜上添加物としての記載となりますが、添加物というより重要な原材料のひとつと言えます。
添加物とはいえ、ハーゲンダッツのバニラ香料は安心できる添加物だと思います。
ハーゲンダッツに使われている添加物 ②植物レシチン
ショコラデュオやクッキー&クリームなどに使われている添加物が「植物レシチン」です。
これは油分と水分を乳化させる役割がある添加物で、「植物レシチン」はアブラナや大豆の種子から作られています。
安全性は確認されている添加物ですが、原材料である大豆が遺伝子組み換えであるという懸念があります。
ハーゲンダッツに使われている添加物 ③カラメル色素
ハーゲンダッツのクリスピーサンドに使われている添加物が「カラメル色素」です。
コーラの着色やお菓子、調味料などに含まれている茶色い色付けのための添加物です。
クリスピーサンドの場合、ウエハース部分の着色に使われている可能性があります。
カラメル色素は製法の違いにより4種類あります。
糖類のみ加熱して作られるカラメル1は比較的安全と言われていますが、日本で加工品に使われているカラメル色素のほとんどはカラメルⅢ・Ⅳです。
これらのカラメルⅢ・Ⅳはアンモニア化合物を使って製造されているため発がん性などの危険があるとされています。
ハーゲンダッツがどのカラメル色素を利用しているかは定かではありませんが、摂りすぎない方が安心でしょう。
まとめ:ハーゲンダッツは無添加で食べられて安全!極力添加物を使わない体にいいアイス
ハーゲンダッツは高いだけではなく、添加物を極力使わず、厳選された原材料で作られている比較的安全なアイスです。
手作りのように無添加で作られているフレーバーも多く、添加物の使用も最小限に抑えられています。
ハーゲンダッツでよく使用されている添加物は下記の3つです。
①バニラ香料
②植物レシチン
③カラメル色素
バニラなどに使われているバニラ香料はバニラビーンズから作られている天然香料のため、安全であると言えます。
クリスピーサンドに使われているカラメル色素は発がん性の可能性もあるため、食べ過ぎには注意した方が良いでしょう。
シーズンごとに発売されている期間限定品も余計な添加物は使われていないものが多く、いろんなフレーバーを楽しめます。
ちょっと高いですが、安心して無添加で食べられるハーゲンダッツを存分に楽しんでください!
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