パリパリした食感のチョコとモナカが楽しめるチョコモナカジャンボはスーパーやコンビニでもよく売られている人気のロングセラー商品です。
しかし、チョコモナカジャンボは本当に安心して食べられるアイスでしょうか?
今回はチョコモナカジャンボのアイスクリームの種類や原材料、添加物について調査をしてみました!
- チョコモナカジャンボは人気ナンバーワンのアイス
- チョコモナカジャンボは何アイス?ラクトアイスかアイスミルクなのか調べてみた
- チョコモナカジャンボの原材料は?体に悪い添加物が使われているかチェック
- チョコモナカジャンボに使われている体に悪い原材料・添加物3つ
- まとめ:チョコモナカジャンボはラクトアイスではなくアイスミルク!体に悪い原材料・添加物の使用もあるため食べ過ぎには注意
チョコモナカジャンボは人気ナンバーワンのアイス
チョコモナカジャンボは森永製菓から販売されているモナカアイスです。
画像:森永製菓
1970年より「チョコモナカ」として登場、リニューアルを繰り返しているロングセラー商品です。
2023年のパーソナルアイス部門で売り上げ1位になっており、名実ともにナンバーワンのアイスクリームです。
【参考サイト】
【2023年最新ランキング】いま売れている「アイス」は?新製品もTOP20内にランクイン! | True Dataブログ %
香ばしいモナカにバニライアに挟まれたパリパリのチョコレートが入っており、チョコとアイスとモナカの絶妙な組み合わせが楽しめます。
同じく森永製菓からはチョコレートなしでバニラとモナカの組み合わせが堪能できるバニラモナカジャンボも2012年より販売されています。
画像:森永製菓
チョコモナカジャンボは何アイス?ラクトアイスかアイスミルクなのか調べてみた
チョコモナカジャンボのアイスクリームの種類はラクトアイスではなく「アイスミルク」です。
アイスクリームは乳固形分と乳脂肪分の割合により4種類に分類されます。
引用:日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは何が違うの?
ちなみにチョコモナカジャンボの類似商品である「バニラモナカジャンボ」は「アイスクリーム」でした。
アイスミルクであるチョコモナカジャンボは乳固形分10%以上は含まれているアイスクリームです。
安価なアイスとして知られているラクトアイスは乳成分が少ないため、植物油脂や添加物を使用し、乳製品のようなコクを出していることが多いです。
★ラクトアイスの危険性について書いた記事はこちら
チョコモナカジャンボをはじめとした「アイスミルク」はラクトアイスよりも乳成分が多いものの、植物油脂や添加物が使われていないわけではありません。
チョコモナカジャンボの原材料は?体に悪い添加物が使われているかチェック
チョコモナカジャンボはラクトアイスではなく「アイスミルク」でしたが、体に悪い原材料や添加物は使われていないでしょうか。
類似商品であるバニラモナカジャンボも含めてチェックをしてみました。
チョコモナカジャンボの原材料
チョコモナカジャンボはアイスミルクですが、ラクトアイスによく使われる「植物油脂」が含まれています。
チョコモナカジャンボの原材料を見てみると、チョコレートコーチングが最も多く含まれていることがわかります。
チョコレートやモナカといった原材料には添加物のキャリーオーバーにより添加物の記載の義務がないため、どんな添加物や原材料が含まれているのか不明です。
記載の添加物以外にも添加物が使用されている可能性は高いです。
■チョコモナカジャンボ 原材料
チョコレートコーチング(国内製造)、砂糖、モナカ(小麦・卵を含む)、乳製品、植物油脂、水あめ、デキストリン、食塩/加工デンプン、乳化剤(大豆由来)、安定剤(増粘多糖類)、香料、アナトー色素、カロテン色素
バニラモナカジャンボの原材料
バニラアイスが主役となっているバニラモナカジャンボは「アイスクリーム」のため植物油脂は使われておらず、乳製品、水あめ、乾燥卵黄などを使いバニラアイスを作っているようです。
バニラアイスとモナカの間にはホワイトチョコレートコーティングがされていますが、チョコモナカジャンボ同様、「チョコレートコーチング」についての添加物の詳細は不明です。
■バニラモナカジャンボ 原材料
乳製品(外国製造、国内製造)、チョコレートコーチング、砂糖、モナカ(小麦・アーモンドを含む)、水あめ、デキストリン、乾燥卵黄(卵を含む)、食塩/加工デンプン、乳化剤(大豆由来)、香料、安定剤(増粘多糖類)、カラメル色素
チョコモナカジャンボに使われている体に悪い原材料・添加物3つ
チョコモナカジャンボやバニラモナカジャンボは複数の添加物が使用されている点が気になりますが、中でも特に体に悪いとされている原材料・添加物は下記の通りです。
①植物油脂
②加工デンプン
③増粘多糖類
それぞれ詳しくどのような危険性があるのかご紹介します。
チョコモナカジャンボに使われている体に悪い原材料・添加物 ①植物油脂
チョコモナカジャンボに使われているのが「植物油脂」です。
一般的なラクトアイスにもほとんど原材料として植物油脂が含まれており、ラクトアイスが体に悪いと言われている理由の一つです。
植物油脂は植物油のことですが、流通している食品に入っているものはほとんどアブラヤシから取れる「パーム油」が原材料となっています。
植物油脂はトランス脂肪酸を多く含む可能性があり、摂りすぎると動脈硬化が進み狭心症や心筋梗塞などの心臓のリスクが高まることが知られています。
トランス脂肪酸は人工的に作られた油であることから「食べるプラスチック」と表現されることもあるほど問題視されている成分です。
ラクトアイスのほとんどは植物油脂が含まれていることから、「ラクトアイスは砂糖と油を食べているのと同じこと」と表現する方もいます。
さらに植物油脂については遺伝子組み換え原料を使っているとも言われているため、安全性は気になるところです。
バニラモナカジャンボは乳成分が多い「アイスクリーム」規格のため植物油脂は不使用です。
チョコモナカジャンボに使われている体に悪い原材料・添加物 ②加工デンプン
チョコモナカジャンボ、バニラモナカジャンボ両方に使われているのが加工デンプンです。
加工デンプンはとろみをつける添加物として知られています。
加工でん粉や加工でんぷんと呼ばれる添加物はアセチル化アジピン酸架橋デンプン・アセチル化酸化デンプンなど複数の種類がありますが、中には発がん性が確認されているものもあります。
アメリカでは幼児への使用が禁止されているため、特に小さいお子さんへは気を付けた方がよいでしょう。
チョコモナカジャンボに使われている体に悪い原材料・添加物 ③増粘多糖類
チョコモナカジャンボ、バニラモナカジャンボ両方に使われているのが添加物が増粘多糖類です。
増粘多糖類とは食品に粘りやとろみを持たせる食品添加物です。
アイスの他にもお菓子などにもよく使われている添加物です。
増粘多糖類と表記されていることが多いですが、実は増粘多糖類にはいろんな添加物があり、具体的な名称としてはキサンタンガム、アルギン酸、カラギナン、グァーガムなどが有名です。
これら2種類以上を使用した場合には「増粘多糖類」として表記することが認められています。
特に「カラギナン」には発がん性があると言われており、避けた方がよい添加物ですが、
「増粘多糖類」という簡略化された表記になると詳細はわかりません。
そのため、「増粘多糖類」が使われている食品についてはなるべく避けた方が安心でしょう。
まとめ:チョコモナカジャンボはラクトアイスではなくアイスミルク!体に悪い原材料・添加物の使用もあるため食べ過ぎには注意
チョコモナカジャンボのアイスクリームの種類はラクトアイスではなく、「アイスミルク」です。
チョコモナカジャンボの原材料を調べてみると、体に悪いと言われている下記の原材料・添加物が使われていることがわかりました。
①植物油脂
②加工デンプン
③増粘多糖類
パリパリモナカとチョコ、アイスクリームの絶妙なバランスが楽しめるチョコモナカジャンボですが、体に悪い原材料、添加物の使用もあるため食べすぎないように気をつけましょう。
★体に悪いラクトアイスについて書いた記事はこちら!
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