アトピー親子の健康になりたいブログ

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リンガーハットに添加物は使われている?無添加かどうか企業に直接聞いてみた!

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ショッピングモールのフードコートなどでよく見かける長崎ちゃんぽんのお店「リンガーハット

 

 

国産野菜をたっぷり使ったちゃんぽんは野菜不足の方にもおすすめの一品です。

 

 



 

 

国産野菜や小麦を使用し、ヘルシーで健康的なおいしさを追及しているリンガーハットですが、実際の原材料や添加物のことが気になりますよね。

 

 

そこで、今回はリンガーハットの添加物について直接企業に確認し、調査をしてみました!

 

 

 

 

 

 

 

長崎ちゃんぽんのチェーン店として有名な「リンガーハット」。

 

 

長崎の名産である長崎ちゃんぽんや皿うどんが名物で、ちゃんぽんを手軽に食べられるチェーン店を全国展開している企業です。

 

 

私もブラック企業に勤めていた時、残業続きで自炊がまったくできなかったので、リンガーハットで長崎ちゃんぽんを食べてだいぶ救われた記憶があります。

 

 

私は長崎ちゃんぽんがお気に入りです!

 

 

 

麺少なめにして注文しましたが野菜たっぷりで食べ応えあり!

 

セット注文でついてくる餃子もおいしいですよね。

 

 

野菜を食べたいときに重宝するリンガーハットのちゃんぽん、皿うどんですが、添加物などの使用状況について調べてみました。

 

 

 

リンガーハットの長崎ちゃんぽん、皿うどんは安全?

 

 

リンガーハットでは高品質でおいしい食事を提供するために「おいしさと安全」に取り組んでいます。

 

 

HPには下記のような取り組みが紹介されていたのでご紹介します。

 

 

リンガーハットの食の安全 ①リンガーハットは国産野菜、国産小麦を使用

 

 

リンガーハットでは国産野菜、国産小麦を使用した食材を提供しています。

 

 

外食産業では安い海外製の輸入野菜を使っているところも多いですが、リンガーハットは2009年より全店で「国産化」に踏み切りました。

 

 

画像:リンガーハット おいしさと安全

 

 

また、麺類の小麦も外食チェーンではほとんどが輸入小麦ですが、リンガーハットでは国産小麦を使用している点も安心ができます。

 

 

主に流通しているアメリカ・カナダからの輸入小麦は発がん性があると言われているグリホサートが使用されており、食べ過ぎるのは危険です。

 

 

国産小麦の面であれば安心して食べることができますね。

 

 

主力商品のちゃんぽんだけではなく、ぎょうざについても野菜、皮ともに国産を使用しており、国産のおいしい野菜を使いたいという企業の意欲がうかがえます。

 

 

リンガーハットの食の安全 ②リンガーハットはなるべく農薬、化学肥料を減らした野菜を使用

 

 

リンガーハットの国産野菜はなるべく農薬や化学肥料を使わない契約農家さんから仕入れています。

 

 

リンガーハットの野菜について基本方針では下記の通りの記載があります。

 

 

リンガーハットでは野菜の栽培段階から深く関わり、

基本的に農薬や化学肥料を減らした契約栽培を行っています。

 

 

参考:リンガーハット おいしさと安全 基本方針 より

 

 

野菜の農薬の使用は必要とはいえ、残留農薬の発がん性や危険性なども叫ばれており、なるべく農薬を使うことなく美味しい野菜が食べられるのは嬉しいですよね。

 

リンガーハットの食の安全 ③保存料、合成着色料不使用

 

リンガーハットの添加物の使用状況については下記の通りHPに記載がありました。

 

 

毎日自社工場から出来立ての食材を配送し、保存料等の食品添加物の使用は最低限に止めてきました。

しかし、お客様の食の安心、安全から保存料については全て排除し、着色料についても天然由来のものの使用へと進めております。 

引用:アレルギー・原産地情報

 

 

リンガーハットについて保存料、合成着色料については不使用とのことで、他の外食産業よりは添加物について減らす方向であることがうかがえます。

 

 

 

リンガーハットの添加物の使用状況は?無添加なの?実際に聞いてみた

 

 

国産野菜の導入や農薬の使用について考慮されているリンガーハットですが、保存料、合成着色料以外の添加物について気になるところですよね。

 

 

お客様問い合わせから聞いてみました。

 

 

問い合わせをしたのは主力商品の

 

・長崎ちゃんぽん

皿うどん

・餃子

 

の添加物についてです。

 

 

結論から言うとリンガーハットの商品は「添加物を使用」していました。

 

 

 

 

 

詳しくご紹介しています。

 

 

リンガーハット 長崎ちゃんぽん、皿うどんの添加物はどうなっている?

 

 

リンガーハットのお客様問い合わせ窓口に問い合わせをしたところ、下記の回答がありました。

 

弊社のちゃんぽん、皿うどんには調味料(アミノ酸等)、着色料、かんすい 、

加工デンプン、増粘剤、香辛料、焼成カルシウムを使用しております。

 

 

リンガーハットさんは添加物をなるべく使用しない方針かと思いきや、結構使っていましたね…。

 

 

特に気になる注意したい添加物は下記の通りです。

 

 

・調味料(アミノ酸等)

 

いわゆるうまみ調味料と呼ばれるものですが、発がん性が危惧されており、さらに神経細胞にも影響が出ると危惧されています。

 

あまり頻繁に取るのは避けた方がよい添加物です。

 

 

・かんすい

 

かんすいとは中華麺特有のコシや黄色い色味、風味を出すために使われる食品添加物です。

 

日本では中華麺とは小麦とかんすいを加えてこねたもの、と定義づけされているため、カップラーメンやインスタントラーメンの即席麺に多く使われている添加物です。

 

このかんすいは炭酸カリウムと炭酸ナトリウムです。具体的には「炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及びリン酸類のカリウムまたはナトリウム塩のうち1種以上を含むもの」とされており、実はいろんな添加物が含まれて作られています。

 

 

また、かんすいには保水効果を持たせるために「リン酸塩」もよく使用されるのですが、食品添加物である「リン酸塩」は体内からミネラルを奪い、カルシウムや鉄の吸収を阻害するといわれています。

 

 

リン酸塩はインスタント麺やハム、ソーセージなどによく含まれている添加物です。

 

 

必ずしも「かんすい」にこの「リン酸塩」が使われているとは限りませんが、気になる方は「かんすい」を避けた方が安心でしょう。

 

 

・加工でんぷん

 

とろみをつける添加物として知られています。

 

 

加工でん粉や加工でんぷんと呼ばれる添加物はアセチル化アジピン酸架橋デンプン・アセチル化酸化デンプンなど複数の種類がありますが、中には発がん性が確認されているものもあります。

 

 

アメリカでは幼児への使用が禁止されているため、特に小さいお子さんへは気を付けた方がよいでしょう。

 

 

・増粘剤

 

 

増粘剤とは食品に粘りやとろみをつける食品添加物です。

 

 

アイスクリームやお菓子、ソースなどの調味料などに使用されています。

 

 

でん粉を発酵させたキサンタンガム、海藻から作られるカラギナン、マメ科の植物の実から抽出されるグァーガムなどが一般的です。

 

 

この中で「キサンタンガム」は遺伝子組み換えのトウモロコシのでんぷんを使って培養されている場合があり、遺伝子組み換えを避けたい人は注意が必要です。

 

 

「カラギナン」は発がん性が危惧されている添加物のため、摂らない方がよいでしょう。

 

 

また、よく似た食品添加物名に「増粘多糖類」がありますが、2種類以上の多糖類の増粘剤を使用した場合に表記されています。

 

 

増粘剤の表記だけではどの成分を使っているか不明なため、なるべく避けた方が安心です。

 

その他の添加物に関して名称だけでは詳細は不明ではありますが、

 

 

着色料はかまぼこのピンク色の着色料なのかなと予想しています。

 

 

 

 

いろいろと聞きたいところではありますが、

 

 

「これ以上の回答は控えさせていただきます」とのことだったので、突っ込んでの回答はしていただけそうなのが残念でした。

 

 

リンガーハット 餃子の添加物はどうなっている?

 

 

リンガーハットのサイドメニューとして人気なのが餃子です。

 

 

 

リンガーハットの餃子の皮は米粉を使用しており、パリッとしています。

 

 

(しかし、小麦は使用しているためグルテンフリーというわけではありません。)

 

 

ニンニクなしであっさり食べられるのが特徴の餃子です。

 

 

リンガーハットの餃子についても企業に問い合わせをしてみたところ、添加物については下記のものを使用しているとのことでした。

 

 

調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘剤

 

 

調味料(アミノ酸等)、増粘剤は前述の通りですが、気になるのが「乳化剤」です。

 

 

・乳化剤

 

 

乳化剤は水や油など混ざらない物質を混合(乳化)させる役割がある食品添加物です。

 

乳化剤と書いてあるので乳成分由来の成分かと思われがちですが、そうではありません。

加工食品でよく使われるのは「グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン」などが有名です。

 

 

これらの乳化剤は厚労省食品添加物として使用が認められていますが、一方で「乳化剤を摂取しすぎると心血管疾患のリスクが増加する」という研究結果もあります。

 

フランスINSERMのLaury Sellem氏らは、2009年に始まり現在も継続中のNutriNet-Santéコホート研究を利用して、食品添加物として広く使用されている乳化剤の摂取量と心血管疾患の関係を検討し、セルロース、モノグリセリドおよびジグリセリドなどの乳化剤摂取量が多い人は心血管疾患リスクが高かったと報告した。結果は2023年9月6日のBMJ誌電子版に掲載された。

 

引用:日経メディカル 乳化剤の摂取は心血管疾患リスク増加と関連

 

 

 

研究対象となった乳化剤は「セルロース、モノグリセリドおよびジグリセリドなど」とのことで、先に紹介したよく使われる乳化剤とは異なりますが、

 

 

複数の成分が混合されていることもあり「乳化剤」と記載されているだけではどの成分なのか不明です。

 

 

そのため、乳化剤が含まれている食品はなるべく避けた方が安心でしょう。

 

 

研究対象となった乳化剤は「セルロース、モノグリセリドおよびジグリセリドなど」とのことで、先に紹介したよく使われる乳化剤とは異なりますが、

 

 

「乳化剤」と記載されているだけではどの成分なのか不明です。

 

 

 

そのため、乳化剤が含まれている食品はなるべく避けた方が安心でしょう。

 

 

 

リンガーハットの詳しい原材料は?冷凍食品をチェックしてみた

 

 

リンガーハットの商品は企業への問い合わせの結果、添加物が使われていることがわかりました。

 

 

しかし、一部の添加物のみの回答だったため、すべての原材料について教えていただくことはできませんでした。

 

 

そこで、オンラインで販売されているリンガーハットの冷凍食品の原材料表示を参考に調べてみました。

 

 

リンガーハットの冷凍食品の添加物をチェック ちゃんぽん、皿うどん

 

 

 

リンガーハットのオンラインショップで販売されているちゃんぽんと皿うどんの原材料は下記の通りでした。

 

 

■野菜たっぷりちゃんぽん(冷凍食品)

 

具 [野菜(キャベツ(国産)、玉ねぎ、にんじん、いんげん、コーン)、揚げかまぼこ、味付豚肉(豚肉、香辛料、食塩、植物油脂、ポークエキス、ポークオイル)、はんぺん、えび/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸)、ベニコウジ色素、焼成カルシウム]

めん [小麦粉、粉末状植物性たん白/加工でん粉、かんすい、クチナシ色素]

スープ[食塩、ガラスープ、香味油、シーズニングペースト、調製ラード、マルトデキストリン、アサリエキス、しょうゆ、ラー油、菜種油、酵母エキス、たん白加水分解物、乳たん白、香辛料/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸化防止剤(V.E)、香辛料抽出物]

分離液状ドレッシング [しょうが、食用植物油脂、醸造酢、還元水あめ、食塩、香辛料/酒精、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.C)、増粘剤(キサンタン)、酸味料]、(一部に小麦・乳成分・えび・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

 

 

リンガーハット 長崎ちゃんぽんの冷凍食品はこちら!

 

 

 

■野菜たっぷり皿うどん(冷凍食品)

 

具[野菜(キャベツ(国産)、玉ねぎ、にんじん、いんげん、コーン)、揚げかまぼこ、味付豚肉(豚肉、香辛料、食塩、植物油脂、ポークエキス、ポークオイル)、はんぺん、えび/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸)、ベニコウジ色素、焼成カルシウム]

油揚げ中華めん[小麦粉、揚げ油(大豆油)/かんすい]

スープ[でん粉、しょうゆ、砂糖、チキンエキス、食塩、発酵調味料、魚介エキス、たん白加水分解物、香辛料/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタン)、カラメル色素]

分離液状ドレッシング [しょうが、食用植物油脂、醸造酢、還元水あめ、食塩、香辛料/酒精、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.C)、増粘剤(キサンタン)、酸味料]、(一部に小麦・乳成分・えび・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

 

 

リンガーハット 皿うどん 冷凍食品はこちら!

 

 

 

 

企業から回答いただいた添加物よりも冷凍食品の添加物の方が多く、具体的に記載をされていると感じました。

 

 

「増粘剤」については冷凍食品では「キサンタン」が使われていることがわかります。

 

 

「キサンタン」は「キサンタンガム」と同じ成分ですので、遺伝子組み換えのトウモロコシを使用している可能性があります。

 

 

ちゃんぽん、皿うどんの使用添加物に回答いただいた「着色料」ですが、冷凍商品では「ベニコウジ色素」と記載があり、おそらくかまぼこのピンク色の発色はこちらが使われていたのではと推測します。

 



 

 

また、回答された添加物ではなく、冷凍食品で使われていた添加物の中で気になるのはカラメル色素です。

 

 

・カラメル色素

 

着色料として使われるカラメル色素はアンモニア化合物を使って製造されているため発がん性などの危険があります。

 

 

なるべく取らない方が安心と言えます。

 

 

リンガーハットの冷凍食品の添加物をチェック ぎょうざ

 

 

リンガーハットのぎょうざもオンラインショップで冷凍食品が売っています。

 

 

原材料を調べてみました。

 

 

リンガーハット ぎょうざ(冷凍食品)原材料

 

ぎょうざ [野菜(キャベツ(国産)、玉ねぎ、ねぎ、ニラ)、豚脂、食肉(鶏肉、豚肉)、しょうゆ、粒状大豆たん白、食用植物油脂、食塩、香辛料、皮(小麦粉、米粉、粉末状植物性たん白、食用植物油脂)/調味料(アミノ酸等)、乳化剤、増粘剤(グァーガム)]

たれ[しょうゆ、醸造酢、みりん、ぶどう糖、食塩、砂糖/調味料(アミノ酸)、アルコール、カラメル色素]

ラー油[食用植物油脂/香辛料抽出物、パプリカ色素]、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

 

 

リンガーハット 餃子の冷凍食品はこちら!

 

 

 

 

 

餃子についてもやはり調味料(アミノ酸等)やカラメル色素などの添加物が使われていました。

 

 

 

冷凍食品と店頭販売の商品が同じ原材料とは限りませんが、近い味だと考えると同様の添加物が使われている可能性は大いにあるでしょう。

 

 

 

まとめ:リンガーハットのちゃんぽん、皿うどん、ぎょうざは添加物の使用あり!

 

 

リンガーハットは国産の野菜、小麦を使用していたり、農薬や化学肥料を使わない野菜を使用していたりと食の安全性を進めている企業です。

 

 

しかし、ちゃんぽんと皿うどん、ぎょうざの添加物について企業に問い合わせをしたところ、複数の添加物が使用されていることがわかりました。

 

 

国産の野菜がたっぷりのせてあり、国産小麦使用の麺を使ったちゃんぽん、皿うどんは美味しいですが、

 

 

いくつか注意が必要な添加物が使われているため頻繁に食べるのは気を付けた方が良いと思います。

 

 

外食時にもなるべく添加物を取りたくない、という方は今回の記事を参考にして選んでみてください。

 

 

(今回の記事は2024年7月現在の情報を参考にしています。最新の情報は公式HPなどで確認をお願いいたします。)

 

 

★他の外食産業の添加物について調べてみた記事はこちら

 

 

kenkou2020.hatenablog.com

 

 

kenkou2020.hatenablog.com

 

 

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【参考ページ】

理研ビタミン 「増粘剤」とはなんですか

 

サントリーウェルネスonline リン酸塩とは?多く含む食品や過剰摂取した場合の影響について

 

加工デンプン|避けた方がよい添加物