野菜たっぷりでヘルシーなスープやカレーを提供しているSoup Stock Tokyo(スープストック)は女性を中心に大人気のスープチェーンです。
しかし、できる限り無添加の外食をしたいという方にとって気になるのがメニューの原材料と添加物ですよね。
今回は「Soup Stock Tokyo(スープストック)」の気になる原材料や添加物について調査をしてみました!

- スープストックは食の安全を考えている無添加のスープ専門店
- スープストックは体にいい?体に悪い?原材料をチェックしてみた
- スープストックのスープ、カレーなどは基本的に無添加!
- スープストックで使われる体に悪いとされる原材料・添加物3つ
- スープストックに使われている食肉は体に悪い?体にいい?原産国をチェック!
- まとめ:スープストックはほとんどのメニューが無添加!体に悪い添加物の使用はほとんどないため安心
スープストックは食の安全を考えている無添加のスープ専門店
Soup Stock Tokyo(スープストック)は「食べるスープ」を提供しているスープ専門店です。
旬の野菜やお肉などをたっぷり使い、添加物などを極力使わずに素材のおいしさを生かしたスープ作りを目指しており、ヘルシー志向の女性を中心に人気です。

首都圏を中心に店舗も展開していますが、冷凍スープなどの通販も好評です。
「世の中の体温を上がる」という企業理念を持っているスープストックは、一杯のおいしいスープで人々の心と体の体温を上げていきたい、という思いでスープ作りに取り組んでいます。
スープストックは体にいい?体に悪い?原材料をチェックしてみた
スープストックは原材料をすべて公開しています。(冷凍スープの原材料です)
外食産業は添加物の使用などを隠す傾向がありますが、すべてオープンにしているところに企業としての透明性、信頼性を感じました。
そこでスープストックの主なスープやカレーなどのメニューの原材料をチェックしてみました!
スープストックの代表的なスープの原材料
スープストック期間限定品含めて豊富な種類のスープが提供されていますが、代表的かつ人気のスープの原材料を調べてみました。
赤字が/以降の添加物となっています。
スープストックの代表的なスープの原材料 ①オマール海老のビスク
オマール海老を頭も含めてぜいたくに使った濃厚な海老のスープは添加物を使っていない無添加です!

画像:スープストックトーキョー
■オマール海老のビスク 原材料
野菜(玉葱、人参、セロリ、にんにく)、オマール海老ブイヨン〔オマール エビヘッド、野菜(玉葱、人参、セロリ、にんにく、パセリ)、トマトペース ト、ワイン、トマト・ピューレーづけ、ブランデー、オリーブ油、大豆油、 酢漬けタラゴン、食塩、香辛料〕(国内製造)、牛乳、クリーム、トマト ペースト、ワイン、澱粉、ホタテブイヨン、バター、豚脂、カニブイヨン、 食塩、はちみつ、ブランデー、香辛料、(一部に乳成分・えび・かに・大 豆・豚肉を含む)
スープストックの代表的なスープの原材料 ②東京ボルシチ
ビーフシチューのように楽しめる東京ボルシチですが、ボルシチはロシアの家庭料理だそうです。

野菜も多く使われていますが、カラメル色素のみ添加物が使用されています。
■東京ボルシチ 原材料
ソテー野菜〔野菜(玉葱、人参、セロリ、にんにく)、牛脂、菜種油〕(国 内製造)、牛肉、トマトペースト、ビーフブイヨン、チキンブイヨン、食塩、 醤油、香辛料 / カラメル色素、(一部に小麦・牛肉・大豆・鶏肉を含む)
スープストックの代表的なスープの原材料 ③とうもろこしとさつま芋のスープ
北海道産のとうもろこしとさつまいもを使用している野菜の甘みが十分味わえるスープは無添加です!

画像:スープストックトーキョー
■とうもろこしとさつま芋のスープ 原材料
牛乳(国内製造)、コーンペースト、さつま芋、クリーム、ソテーオニオン(玉葱、菜種油)、食塩、澱粉、香辛料、(一部に乳成分・大豆を含む)
スープストックの代表的なスープの原材料 ④東京参鶏湯
参鶏湯は鶏肉を使った韓国のスープです。

画像:スープストックトーキョー
高麗人参を使っており本格的な味を楽しめますが、こちらも無添加です!
■東京参鶏湯(サムゲタン) 原材料
鶏肉(ブラジル)、もち米、野菜(太葱、にんにく、生姜)、チキンブイヨ ン、食塩、香辛料、高麗人参、(一部に鶏肉を含む)
スープストックの代表的なスープの原材料 ⑤焼き鯛だしの和風スープ
焼いた鯛と鶏肉を合わせた贅沢な和風スープです。

画像:スープストックトーキョー
魚醤加工品の中に酵母エキスが使われているのは気になりますが、添加物の使用はなしで無添加です!
■焼き鯛だしの和風スープ 原材料
野菜(大根(国産)、ごぼう、ねぎ、生姜)、ブイヨン(真鯛頭、清酒、根 昆布だし、その他)、押麦、鶏肉、魚醤加工品(魚醤、昆布エキス、食塩、酵母エキス)、クリーム、醤油、片栗粉、豚脂、食塩、乾しいたけ、 香辛料、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
スープストックの代表的なスープの原材料 ⑥北海道かぼちゃのスープ
砂糖を使わずにかぼちゃの甘みを引き出しているスープも無添加で作られています!

画像:スープストックトーキョー
■北海道かぼちゃのスープ
野菜(かぼちゃ、玉葱、人参)、牛乳(国内製造)、チキンブイヨン、ク リーム、バター、食塩、香辛料、(一部に乳成分・鶏肉を含む)
スープストックの代表的なスープの原材料 ⑦ミネストローネ
トマトベースで野菜たっぷり使われたミネストローネも野菜メインで添加物を使わずにシンプルな味付けの無添加スープです!

画像:スープストックトーキョー
■ミネストローネ 原材料
トマト・ピューレーづけ(イタリア製造)、野菜(玉葱、人参、セロリ、にん にく)、グリル野菜(ズッキーニ、赤ピーマン、黄ピーマン)、揚げナス (ナス、パーム油、食塩)、米、トマトペースト、オリーブ油、食塩、香辛料
スープストックの代表的なスープの原材料 ⑧生姜入り和風スープ
昆布だしなどをつかった野菜ベースのスープは生姜入りで食べるとあたたまります。

こちらも無添加で食べられます!
■生姜入り和風スープ
野菜(玉葱(国産)、白葱、キャベツ、しいたけ、人参、ごぼう)、鶏肉、 澱粉、生姜酢漬、チキンエキス、みりん、押麦、醤油、野菜エキス、大豆油、乾燥昆布、食塩、香辛料、(一部に小麦・大豆・鶏肉を含む)
スープストックのカレーの原材料
スープストックではスープだけではなく、カレーも野菜たっぷりなメニューが多く人気です。
こちらも代表的なカレーメニューをピックアップしてみました。
スープストックの代表的なカレーの原材料 ①海老のフレンチカレー
海老を贅沢に使ったトマトベースのカレーは添加物は使われていないものの、砂糖より甘みの強いと言われるぶどう糖果糖液糖が使われている点が気になります。

画像:スープストックトーキョー
■海老のフレンチカレー 原材料
野菜(玉葱、カリフラワー、セロリ)、トマト・ジュースづけ(イタリア製 造)、海老、大豆油、トマトペースト、アメリケーヌソース、ソテードオニ オン、ぶどう糖果糖液糖、ガーリック、生クリーム、チキンエキス、ロー ストカシューナッツペースト、香辛料、澱粉、食塩、バター、小麦粉、 (一部にえび、小麦・乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む)
スープストックの代表的なカレーの原材料 ②東京チキンカレー
玉ねぎと鶏肉を使ったチキンカレーはカシューナッツのコクがたまらない一品です。
こちらも無添加で食べられるカレーです!

画像:スープストックトーキョー
■東京チキンカレー 原材料
鶏肉(タイ産)、玉葱、トマト・ピューレーづけ、オニオンソテー、菜種油、トマトピューレー、カシューナッツペースト、クリーム、香辛料、チキンエキス、食塩、コーンスターチ、ジンジャーペースト、トマトペースト、ガーリックピューレ、(一部に乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む)
スープストックの代表的なカレーの原材料 ③バターチキンカレー
インドカレーで大人気のバターチキンカレーも添加物を使わない無添加で作られています!

画像:スープストックトーキョー
■バターチキンカレー 原材料
鶏肉(ブラジル)、玉葱、トマトペースト、ソテードオニオン、大豆油、生姜、ガーリック、チキンエキス、香辛料、砂糖、生クリーム、ココナッツミルクパウダー、ローストカシューナッツペースト、澱粉、バター、食塩、(一部に乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む)
スープストックの代表的なカレーの原材料 ④ラタトゥイユカレー

画像:スープストックトーキョー
■ラタトゥイユカレー 原材料
玉葱(国産)、ミックス野菜(ズッキーニ、なす、赤パプリカ、黄パプリ カ、食塩、パーム油)、ホールトマト、野菜ブイヨン、トマトペースト、オニ オンソテー、なたね油、ダイストマト、炒め野菜ペースト(玉葱、人参、 オリーブ油、セロリ)、香辛料、食塩、ガーリックピューレ、ジンジャー ペースト、コーンスターチ、砂糖、チリパウダー
スープストックの代表的なカレーの原材料 ⑤四川花椒の麻婆カレー
マーボー豆腐をカレーにアレンジするというスープストックの中では変わり種のカレーです。

画像:スープストックトーキョー
残念ながらこちらのカレーには安定剤、凝固剤の添加物の使用がありました。
■四川花椒の麻婆カレー 原材料
豆腐(豆乳、乳化油脂、ゼラチン)(国内製造)、味付け豚肉(豚肉、香辛料)、ソテーオニオン、菜種油、醤油、コーンスターチ、豆板醤、発酵調味料、砂糖、香辛料、食塩、カレー粉、香味油、ジンジャーペースト、 ポークエキス、チキンエキス、練黒胡麻、ガーリックピューレ/安定剤 (加工でん粉、グァーガム)、凝固剤、(一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉・ 豚肉・ゼラチンを含む)
スープストックのパンの原材料
スープストックを店頭で選ぶ時ご飯かパンか選ぶことができます。
一般的に外食チェーンのパンはいろいろと添加物を使っていることが多いですが、スープストックで提供されるパンもほとんど添加物を使っていませんでした。
すごい徹底ぶりですね!
スープストックのパンの原材料 ①石窯パン

画像:スープストックトーキョー
■石窯パン 原材料
小麦粉(国内製造)、オリーブ油、ライ麦粉、還元水あめ、食塩、パン 酵母、モルト、食酢/ビタミンC、(一部に小麦を含む)
スープストックのパンの原材料 ②全粒粉パン

■全粒粉パン 原材料
小麦粉(国内製造)、小麦全粒粉(国内製造)、牛乳、砂糖、オリーブオイル、パン酵母、食塩、モルトエキス、(一部に小麦・乳成分を含む)
スープストックのスープ、カレーなどは基本的に無添加!
スープやカレー、パンに至るまでスープストックの原材料をチェックしてみるとほとんどの製品で余計な添加物が使われておらず、シンプルに作られていることがわかります。
外食において添加物を使われていない食品を探すのは難しく、無添加で食べられるメニューがたくさんあるのは本当にありがたく嬉しいです!
改めてスープストックの食に関するこだわりを感じました。
とはいえ、そんなスープストックであっても「すべてのメニューが無添加」というわけではありませんでした。
スープストックで使われる体に悪いとされる原材料・添加物3つ
スープストックはほとんどのメニューで添加物を使わない無添加でしたが、一部のスープ、カレーで添加物の使用が確認できました。
私がスープストックのメニューの原材料をチェックし、一部のメニューで使用されていた体に悪いとされている原材料・添加物について企業に問い合わせも含めて調査をしました!
スープストックで使われる体に悪いとされる原材料・添加物 ①カラメル色素
スープストックのスープで人気の高い東京ボルシチですが、カラメル色素の使用がありました。

調味料やお菓子などに茶色の着色として使用される「カラメル色素」ですが、製法の違いにより4種類あります。
糖類のみ加熱して作られるカラメル1は比較的安全と言われていますが、日本で加工品に使われているカラメル色素のほとんどはカラメルⅢ・Ⅳです。
カラメルⅢ・Ⅳは発がん性があるとされているため、スープストックにも危険なカラメル色素が使われているのかな?と心配になり、企業に問い合わせをしてみました。
スープストックにカラメル色素の種類について問い合わせをしてみると、
東京ボルシチのカラメル色素でございますが、カラメル1を使用しています
との回答でした。
スープストックでは添加物としてのカラメル色素は使っているものの、比較的安全性の高い「カラメル1」を使用していることがわかり、ほっとしました。
スープストックの東京ボルシチのカラメル色素についてはあまり気にしなくても大丈夫そうです。
スープストックで使われる体に悪いとされる原材料・添加物 ②ぶどう糖果糖液糖
海老のフレンチカレーでは砂糖ではなくぶどう糖果糖液糖が使われています。
ぶどう糖果糖液糖は異性化液糖の一種で清涼飲料水などによく使われる「果糖ブドウ糖液糖」よりも果糖の割合が少なくなっています。
果糖の含有率の%
・50%未満:ブドウ糖果糖液糖
・50%以上~90%未満:果糖ブドウ糖液糖
・90%以上:高果糖液糖
これらの異性化糖は肥満になりやすいリスクが高まることや原料が遺伝子組み換えを使っていることが多いなどの懸念点があります。
スープストックではこうした異性化糖を使っているメニューは少ないですが、もし原材料に使われていたら避けた方が無難でしょう。
スープストックで使われる体に悪いとされる原材料・添加物 ③加工でん粉
四川花椒の麻婆カレーでは安定剤として加工でん粉が使われています。
「加工でん粉」はとろみをつける添加物としてレトルトカレーやお菓子などにもよく使用されています。
加工でん粉や加工でんぷんと呼ばれる添加物はアセチル化アジピン酸架橋デンプン・アセチル化酸化デンプンなど複数の種類がありますが、中には発がん性が確認されているものもあります。
アメリカでは幼児への使用が禁止されているため、あまり取らない方が安心でしょう。
スープストックに使われている食肉は体に悪い?体にいい?原産国をチェック!
スープストックの原材料を見てみると極力添加物を使わない方針であり、非常に安心感を得られました。
さらに気になるのが使われている食肉の安全性です。
スープストックでは原材料のページで主な原産国についてもきちんと表示しています。
気になるのは海外産の食肉を使われていることが多い点です。
スープストックで使われる鶏肉、牛肉について調べてみました。
スープストックで使われている食肉 ①ブラジル産の鶏肉
鶏スープやシチュー、カレーなどによく使われている鶏肉ですが、スープストックで使われている鶏肉のほとんどがブラジル産でした。(一部タイ産あり)
ブラジル産の鶏肉はスーパーで見かけることも国産鶏肉より安く見かけることが多いですが、安全性は大丈夫なのでしょうか。
ブラジル産の鶏肉は2017年に一部の食肉加工工場が衛生基準を満たしていない食肉を国内外に販売していたことが判明し、大きな問題となりました。
こうした経緯から輸出基準が厳しくなっていると思われます。
またもう一つの問題としてはブラジル産鶏肉は抗生物質を多く使っていると言われてる点です。
どのくらいの抗生物質が使われているのかさだかではないものの、残念ながら日本でも抗生物質を使われている食肉が一般的であるため、安全性の面では国産と大差はない可能性もあります。
スープストックで使われている食肉 ②豪州産の牛肉
人気の東京ボルシチやカレーなどに使われている牛肉ですが、スープストックでは豪州(オーストラリア)のものを使用しているようです。
豪州産の牛肉はオージービーフとして有名ですが、日本では使用禁止されている「成長ホルモン剤」が使用されている可能性が高いとされています。
成長ホルモンを投与された牛を食べた女児の初潮が早まった、男子なのに胸が大きくなったなどの事例がアメリカで上がっており、危険視されています。
大量に食べるのはこうした健康被害が恐れがあるため、注意した方がよさそうです。
まとめ:スープストックはほとんどのメニューが無添加!体に悪い添加物の使用はほとんどないため安心
スープストックは体に優しいスープやカレーを提供しており、原材料にこだわったヘルシーなメニューが多いスープ店です。
今回原材料を改めて調べてみましたが、添加物を使ったメニューよりも無添加のメニューの方が多く、改めて安心だなと感じました。
人気の東京ボルシチでは「カラメル色素」の使用がありましたが、企業に問い合わせをしたところ、安全性の高いとされる「カラメル1」であることもわかりました。
野菜をたくさん使ったスープストックの無添加のスープやカレーは体に良いので、ぜひ食べてみてください!
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本記事の情報は2024年10月現在のものです。最新情報をチェックして頂きますようお願いいたします。
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