雨の日も布団をふかふかにできて、ダニ対策に有効と言われる布団乾燥機。
寒い冬には温風で布団も温められ、ほかほかお布団で眠ることもできます。
ダニ退治のためにも布団乾燥機を毎日使いたい!という方もいると思いますが、「毎日やるのは使いすぎでは?」と心配になりますよね。
こちらの記事では、「布団乾燥機のやりすぎは問題ないのか」についてまとめていきたいと思います。
- 布団乾燥機を使いすぎるデメリット
- 布団乾燥機は毎日やってもOK?ダニ対策の効果はどうなる?
- 布団乾燥機を毎日使いたいときはどうする?
- まとめ:布団乾燥機のやりすぎはデメリットもあり!毎日布団をあたためをしたい時にはあたためモードで
布団乾燥機を使いすぎるデメリット
我が家ではアトピーを持つ息子にダニアレルギーが発覚したことをきっかけに布団乾燥機を購入しました。
★布団乾燥機については詳しくこちらの記事でご紹介しています。
ダニは60度以上の熱で死滅することができますので、布団乾燥機の熱風によりダニ退治が期待できます。
一方で布団乾燥機を使うことのデメリットもあります。
主に下記の3つだと考えられます。
布団乾燥機をやりすぎるデメリット 1.電気代がかかる
布団乾燥機を使うことにより、電気代がかかるというデメリットがあります。
当然ですが、毎日布団乾燥機を使うとなると電気代がかさんでしまいます。
アイリスオーヤマのHPにて掲載されていた電気代は下記の通りです。
布団乾燥機電気代1日30分…7.5円(1ヶ月225円)
※参考
布団乾燥機を1日30分使用した時の電気代なので、ダニを死滅させる時に使う60分~100分といった長時間使用の場合にはもっと電気代がかさむことになります。
1日数円~数十円程度とはいえ、毎日継続して使うとなるとそれなりの金額になってしまうので注意が必要です。
布団乾燥機をやりすぎるデメリット 2.布団を傷める
布団乾燥機をやりすぎてしまうことで布団を傷めてしまう恐れがあります。
アイリスオーヤマの「よくある質問」でも傷んでしまわないか心配、という質問がありました。
Q.羽毛ふとんを乾燥させたいのですが、痛んだりしないか心配です。
A.まず、羽毛ふとんの説明書やタグの耐熱温度を確認してください。
羽毛ふとんは吸湿・発散性に優れているので、綿ふとんのように頻繁に乾燥させる必要はございません。
羽毛ふとんは高温にあてると傷んでしまうので、使用時は短時間で高温にならないように注意してください。
※参考
特に羽毛布団は温めすぎると繊維が傷んでしまい、保湿力が低下してしまいます。
羽毛布団の耐熱温度は70度となっているため、布団乾燥機の高温モード60度には耐えられると予想できますが、高温が続くと羽毛布団が傷んでしまう可能性があります。
お持ちの布団乾燥機の説明書を確認し、羽毛布団を温める時は高温になりすぎないように注意をしましょう。
(ちなみに私が羽毛アレルギーのため、我が家ではポリエステル布団を使用しています。カバーは綿100%の物を使用)
布団乾燥機をやりすぎるデメリット 3.肌が乾燥する
布団乾燥機を使うことにより、布団を乾燥させるだけではなく、寝室の空気乾燥してしまうため、肌も乾燥してしまうことがあります。
特に湿度が低くなる冬場は要注意です。
乾燥がひどい場合には加湿をしたり、肌の保湿にも気を使うようにしましょう。
布団乾燥機は毎日やってもOK?ダニ対策の効果はどうなる?
布団乾燥機をやりすぎるデメリットについてご紹介してきましたが、実際に布団乾燥機を毎日行うのは問題ないのでしょうか?
アイリスオーヤマの布団乾燥機のHPにて下記の通り書かれていました。
ダニ退治が目的の場合は、布団乾燥機を1日2回を3日連続で使用することをおすすめします。1度の乾燥では3割しかダニは死滅しないと言われています。
同じくダニの抑制をするための使用頻度は下記の通り記載しています。
ダニの繁殖の抑制が目的なら、夏場は1~2週間に1回を、冬場は1ヵ月に1回程度を目安にすると良いでしょう。ダニが繁殖しやすい梅雨や夏には回数を増やしましょう。
※参考
ダニをしっかり退治するには3日連続で乾燥機を使うことでダニをしっかり死滅させることができます。
1日のみの使用だとダニを死滅させるには不十分のため、ある程度定期的な布団乾燥機の使用が必要です。
(布団乾燥機後、死滅したダニは残ってしまうため、布団掃除機をかけた方が良いです。)
一方でダニを繁殖させないように布団乾燥機を使う場合、毎日やらなくても問題ないようです。
我が家では最低でも週に1回程度布団乾燥機の「ダニモード」を使うようにしています。
(私の持っているカラリエではダニモードは100分です)
雨の日が続いて湿度が高い場合は頻度を増やしてダニの死滅を目指しています。
冬場は乾燥しがちですが寝る時の湿気が布団にこもるため、布団が湿っぽくなりがちなので定期的に布団乾燥機をかけたほうが良いと感じています。
日々の天候や布団の状態を見て布団乾燥機の頻度も調整してみましょう。
布団乾燥機を毎日使いたいときはどうする?
布団乾燥機を使うメリットはダニ対策だけではありません。
布団乾燥機で温風を布団に送ることで布団が温まり、冬場は温かい布団でぐっすり眠ることができます。
冬に毎日寝る前に布団乾燥機で布団を温めたいときは「あたため」モードなどを使い、短時間のみの使用にとどめましょう。
(私の持っているアイリスオーヤマ カラリエの場合は20分です)
あたためのみのモードであれば温風が出る時間が通常より短く、布団を傷めるリスクが減ります。
また、電気代も抑えられるメリットもあります。
毎日布団のあたためで使いたい時は「あたためモード」のみ使用すると良いでしょう。
まとめ:布団乾燥機のやりすぎはデメリットもあり!毎日布団をあたためをしたい時にはあたためモードで
布団乾燥機をやりすぎてしまうことで主に下記3つのデメリットが考えられます。
1.電気代がかかる
2.布団を傷める
3.肌が乾燥する
ダニを死滅させるには3日程度連続で布団乾燥機を使った方が効果的ですが、
ダニを繁殖させないように布団乾燥機を使う場合、毎日やらなくても週1日程度で問題ありません。
冬場に布団のあたためのために毎日布団乾燥機を使いたいときには、稼働時間を短くできる「あたためモード」や短時間のみの使用をしてみて下さい。
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